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芸術に触れる

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芸術に触れて心が喜んだ感想など
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#美術館

「再考・会津の冬」やないづ町立斎藤清美術館 会津の深い雪の世界を求めて

記憶にある限り、最初に斎藤清さんの作品を知ったのは東京都美術館でした。展覧会ではなく売店…

Kazuo Yoshida
3日前
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田中一村展 - 東京都美術館 その溢れる技巧と苦悩から生み出される作品に感銘

いつものことながら、素人で芸術に無知な私は、田中一村氏のことは存じ上げず、美術手帖のWeb…

Kazuo Yoshida
9日前
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山と雪と水に耽溺 「奥村厚一 光の風景画家 展」 京都市京セラ美術館

二ヶ月に一度の定期的な帰郷。今回の楽しみのひとつが京都市 京セラ美術館にありました。話題…

Kazuo Yoshida
1か月前
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涼しい室内で心地よく名画達に包まれる TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレク…

台風は大きな被害を出すことなく去ってくれて一安心な土曜日。朝から台風一過の快晴!で、少し…

Kazuo Yoshida
1か月前
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東山魁夷さんを愛でに山種美術館へ 「東山魁夷と日本の夏」

暑い日が続きますね。 前日にロードバイクで走ったところ、少し心肺に負荷をかけたとはいえ、…

Kazuo Yoshida
1か月前
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18人の写真家を通して富士を感じる 「Wonder Mt.FUJI」 東京都写真美術館

昨日にnoteを書いた日本画の美術展を観終わった後、ふらふらと中目黒や代官山の横道を散策しつ…

Kazuo Yoshida
4か月前
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絵画の森を逍遥 「FROM - それぞれの日本画 - 」  郷さくら美術館

先週末は山の中の森を堪能。 そして今週末は絵画の森の中をそぞろ歩きしてきました。 場所は中目黒の郷さくら美術館。こちらは現代日本画を専門とする美術館。以前もこちらのnoteでもご紹介したことがあります。 今回は好みの作品、特に森や木々の日本画が展示されているとの情報を事前に得ていました。梅雨に入って山に入りづらくなる頃に伺おうと思っていましたが、我慢できずに中目黒の混雑がひどくなる前の午前中に訪問。 さほど混雑はしていませんので、いつものように一通り全ての作品を鑑賞した

星野 富弘氏作 「山笑う」 富弘美術館 笑う山々の余韻と共に春の花々と言葉を心に

星野富弘氏の、穏やかでありながら深みのある言葉の添えられた花の絵。これらの作品は群馬県の…

Kazuo Yoshida
4か月前
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福田平八郎さん 没後50年展覧会 大阪中之島美術館 対象を引き出す色彩と表現

帰郷の際のnote第三弾(?)。 今回の帰郷で楽しみにしていたミッションの最後、福田平八郎さん…

Kazuo Yoshida
5か月前
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KYOTO GRAPHIE そして KG+ 2024

定期的に郷里の京都には帰っていますが、亡父の命日にあわせて帰郷する4月は、楽しみにしてい…

Kazuo Yoshida
5か月前
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今年もMOMATで吉野の花見

毎年恒例にしている東京国立近代美術館での吉野の花見。彼岸入りした麗らかな陽気の下、訪れて…

Kazuo Yoshida
6か月前
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柔らかに通り抜ける光を愛でに 「ガラスの器と静物画 山野アンダーソン陽子と18人…

1月17日から3月24日までという長い会期の中でいつか行こうと思いつつ、さほど優先度を上…

Kazuo Yoshida
6か月前
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「本阿弥光悦の大宇宙」 - 東京国立博物館

正月一月二日に恒例の松林図屏風詣をした際、書き留めたnoteの宣言通り、東京国立博物館で開催…

Kazuo Yoshida
8か月前
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日本画聖地巡礼 ー 山種美術館

前日の土曜日は奥多摩で紅葉狩りを行い、心地よい疲労感に包まれた三連休中日。かねてより計画していた山種美術館の展覧会へ足を運びました。 お目当ては、度々noteでも書いている速水御舟氏作「名樹散椿」。 季節感としてはまだ早いのですが、そう思ってできる限り会期の後ろの方にと訪問を先延ばしにしていたのですが、我慢できずに訪れた次第。 ただ、今日は季節外れの夏日となって、先延ばし効果が全くありませんでした。。 11月29日までの会期なので、もう一度寒くなったら訪れるかもしれません。