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独りで九十九里に行ってきた話


はじめに

2月3日にて千葉の九十九里(チーバくんの背中側)へ独りで行ってきました。その際にいろいろと考えたことやよかったことを綴って行きたいと思います。今回は慰安というよりも自分自身を見つめ直すためにいきました。結論、行った後の生活にも良い影響をがあったので行ってよかったと思っています。

なぜ行こうと思ったのか

環境の変化が重なり、一度独りになりたかったことがきっかけです。勤めていた会社を退職する上で、自分なりに跡を濁さないようにギリギリまでやってきた反動もあり、精神的に溜まっていたものがあったのだと思います。また、忙しさもあり内省をほとんどしておらず、思考がぐちゃぐちゃに巡っていた気がしたのでその辺もリセットしたかったのだと思います。


部屋から見渡す浜

何をしてきたか

結論として、ホテルではほとんど何もしていませんでした。
そもそも現地まで行くのに3時間以上かかり、ついた頃には昼中頃でしたのでどこかに出かけることもせず、チェックインした後は独りで畳に横になっていました。その後、海に面してるホテルでしたのでホテルを出て浜を歩いたり、サーファーの人をみたり雲の動きや海の地平線を見たりしてボーッとしていました。日頃考えてしまう癖があって眠れない体質なので「考える」という行為を意識的にしないようにしていました。
その日は温泉に入ってyoutubeを見て寝ました。
次の日は10時に起きて急ぎチェックアウトし、送迎バスに乗り遅れたために1時間かけて最寄駅まで歩きました。この時間は最高に楽しかったです。周りは畑や家畜、ほとんど誰もいない土道を独りで口笛を吹きながらずっと歩きました。誰も自分を認識していない環境というのは時に良いものだなぁと心から感じました。


砂利道(こういう道が好きでつい歩いちゃいます)

その後(余談)

駅到着後は千葉駅で降り、当時の下積み時代に住んでいた場所やすでに撤退している事業所の跡地いったり、過去を振り返っていました。あの頃に比べれば、大きくなったなぁと実感しながら感傷に浸っていました。
朝10時〜朝の5時までほぼ毎日働いていた日々を過ごしながら、
「デカくなってやる」「めっちゃモテてたい」「金持ちになってやる」「いろんな人を自分の力で助けたい」と踏ん張り肩ひじ張りまくっていた記憶を思い出しました。
今では自分の芯を作った大切な経験を、じっくり思い出せたことは良かったです。

独りになるのが効果的な人とそれぞれのメリット

あくまでも個人差もありますし、その人にも効果はよりますが、以下のような人は独りでどこかに行くことをお勧めしたいと思います。

  • 私のような観察癖があり他人に気持ちを使いすぎたりする人

    • メリット:自分を認識する人は誰ひとりいないので強制的に自分のことだけを考えたり見つめたりすることができます。

    • (※観察癖はマネジメント時代に後天的に身についたものです)

  • 自分の身の回りの環境が大きく変わるタイミングの人

    • メリット:気持ちの切り替えを外的に強制的行うことができます。

かかった費用

宿泊費:13,500円
移動費:約10,000円(電車往復)
合計:23,500円

最後に

独りきりになるのはときたまやるのですが、九十九里のように都会から離れるというのは初めてでしたが、とても有意義でした。慰安というよりも自分を見つめ直したいという意識が良かったのかもしれません。
皆さんもぜひ、今の自分に何か変化を加えたいとか、仕事で疲れてると思った時は実行してみることをオススメします。
読んでいただきありがとうございました。

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