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やさいガーデンだより:ペッパーの花が可愛すぎるのは

ここでいうペッパー(pepper)と言うのは、パプリカ、ししとう、万願寺唐辛子、ハルペーニョたちのこと。
ししとうはShishitoとしてスーパーなどでみかけることがある。万願寺唐辛子は、多分万願寺だと思っているのだが、Fushimiという名前が付けられていたものだ。

なんせ私、京都の伏見生まれ。唐辛子と言えば、ちょっと皮膚が薄くてぷっくりしたシシトウではなく、硬めで長い万願寺の方が頭の中で紐づいている。幼いころ母が網で焼いてくれたその唐辛子の香りを、今も夏の夕暮れ色と共に思い起こすことができる。

姉妹のようにならんで。
少しずつ・・
開きました!
横顔はちょっとシャープ
いつも恥ずかしくてうつむいているが
頭をかしげてのぞき込むとこんな様子
そしてしばらくするとちっちゃなペッパーが見え始めて。

ところでいつものことながら、あんなに注意深くラベルを付けて種を育てたにもかかわらず、地植えにするとどれがどれだか分からない。

大丈夫、収穫時に見ればわかるから。
なんて思っているが、フシミのつもりでぱくりと丸ごと行ったらハルペーニョだった、なんてことになったら大変💦💦

ハルペーニョなどのホットペッパーを知らなかった頃、スーパーでシシトウ(と思っていた)を一個しか買わない人を見て、一個ってどゆこと?と思ったものである(1コで十分な辛さです)。

パプリカはぐんぐん大きくなっている

さて、noterさんが取り上げておられた本(ごめんなさいどこで見たか覚えてなくて・・)
興味があって早速買ってみた。

自然と接するガーデニングが、心に新しい力をもたらしてくれる

なんせ高校時代英語の成績がひどかったものすから、中々一気には読み進められない。(前にも上げたThe Cider house rulesもすごくすごく読みたい内容なのにかな~り滞っている・・・)

それでも少しずつ読んでいると、心に留めておきたいことばを拾うことができる。

Gardens ……offer us an in-between space which can be a meeting place for our innermost, dream-infused selves and real physical world

Well-Gardened mind

ああ確かに。
そんな気がする。

ガーデン(自然)はふたつの世界の間に曖昧な別の世界をもたらしてくれる。
それはつまり
心の深いところにある空想のような自分の世界と
触って声に出してと、外に広がる実際の世界
そのふたつが交差して混じり合う空間

:なんせ英語の成績が悪い私。翻訳本が出ているようなので、必要な方はそちらをご覧くださいね! 翻訳や通訳がとても苦手で(笑)・・マジ同時通訳って神業だと思います・・・)

本題に戻って

現実のココとは別の世界
野菜たちとココとの間
それらが互いに交差するその曖昧な空間

それだったか
そういう空間だったのか
すとんと腑に落ちる音がする

確かにそれを感じるのだ
このペッパー達が成長していくのを見ていると
自分がそのin-betweenの世界にいることを


左下のトレイふたつ。黄色のラベルがついているのが、発芽したばかりのペッパーたち


そして

おなじみのてんとう虫さん、そしてもちろん
美術館の館長。今日も見回り欠かせません

美術館については↓

ホントに見張りしてくれているんですよね??


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