画像をみる前に

レントゲン画像所見を見る前に気にしていること

理学療法士は理学療法を学ぶけど,その一段階前の医学のことを学ぶ機会が非常に少ない。養成校でも違うのだと思うが,働いてから非常に思う。身体や病気を理解したうえで理学療法を行う必要があるのに,それを知らないで行っていることが多い人を見受けることが多い。これは「侵襲性の低い行為が多いから」と思っている人が案外多いのではと危惧している。理学療法は病態によっては侵襲が多い行為であると考える。よくわからないまま,負荷なくさらーっとやっていても,とりあえずなんとかなってしまうのは非常に悲しい現状である。←あんまりレントゲン関係ない

胸部レントゲンの比較をする前に

撮影条件

まずはまっすぐとれているかを確認しないといけません。浸潤影とかすりガラスとかいう前に,正しく評価するための前提条件は整っていますか?って感じ。

Xp位置

レントゲン

解剖学的な位置関係がわかると,見えてくるものがより鮮明になる。

画像4

無気肺や腫瘍なんかあると位置が偏移します。詳しくは清書を。

心陰影

シルエットサインの把握に非常に重要です。


理学療法士である前に医学的な知識を身につけましょう。呼吸理学療法に詳しくなる前に呼吸器学について学ぶようにしましょう。

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