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#05:【My Belief】経験することの大切さ〜小学校時代の異文化体験からの学び〜

バンコク在住のKazumiです🇹🇭

皆さんはこれまでの人生で、自分の価値観に
影響を与えるような体験したことはありますか?

私は前回の記事に綴った、
【タイ生活1年目】タイに来て新しく始めた3つのこと
心が動くキーワードに「海外」「教育」「交流」
があると書きましたが、これは小学校時代のある
異文化体験が大きく影響していることに気づきました。

そこから「経験・体験することの大切さ」
を感じ、自分の人生においても
我が子と接する上でも
大切にしたいと思っていることがあります✨

今回は自分自身の思い出の振り返りとともに
そんなことをお話できたらと思います。


1.小学校時代の異文化体験〜バングラデシュ人ファミリーとの交流記〜

私が小学生の時、隣の家にバングラデシュ人 
ファミリーが引っ越して来ました。
お父さん、お母さん、お兄ちゃん、そして
日本で生まれた当時1〜2歳くらいの弟くんの
4人家族でした。

世話好きな私の母は
すぐにそのファミリーと仲良くなり、
気づけば私もそのファミリーと
交流するようになりました。

お互いのお家にもよく遊びに行き、
私はバングラデシュの料理をいただいたり
言葉を教えてもらったり、日本語を会話の中で教えたりしていました。

そのファミリーはイスラム教徒だったので
お祈りする儀式があることや豚肉が食べられないこと等も知りました。

私は当時から好奇心旺盛だったので
全てのことが興味深く感じました。

そんな風に交流をしていていた中で
その家族が母国へ一時帰国。

でも聞いていた予定より
随分早く日本に戻って来ました。

理由は、日本で生まれた弟くんが
バングラデシュの水など 生活環境が合わず
体調を崩してしまい、ひどく痩せてしまい
健康に影響を及ぼす恐れがあったからでした。
幼いながらにも、あまりの弟くんの激変ぶりに
驚いたことを今でもよく覚えています。

きれいな水がある環境が当たり前じゃない。
世界には色んな環境があるんだということを
知りました。

2.大学進学で国際関係学部へ

私はバングラデシュ人ファミリーとの
交流をする中で
国際交流や国際協力などに興味を持ち、
大学は国際関係学が学べる学校を選びました。

4年間、国際関係学について学びました。
でも最終的に就職活動で選んだのは一般企業。

就職活動をする中で、いつしか
「ライフイベントを経ても長く働けるところ」
「一緒に働く人が魅力的で自分が成長できる 
ところ」という気持ちが強くなり、
その企業を選択。
夫の駐在帯同があるまで10年以上働きました。

結婚や出産などを経ても
働きやすくキャリアアップできる
環境があったし、尊敬する方が多く
その企業で働けたことに感謝しています。
でもやはりいつかは国際協力に関わりたいという思いは心のどこかにあって、
友人との飲みの席で
「老後はこんなことがしたいな〜」
と語っていたのを酔っ払いながらも覚えています(笑)

3.タイに来て思い出した!やりたかったこと

10年以上働く中で、いつしか自分が国際関係学部だったことも
すっかり忘れていましたが、
退職してタイに来て自分と向き合う時間が増え
「これから何をやりたいか?」を考えた時に
出てきたキーワードが
「海外」「教育」「交流」でした。

小学校時代の異文化体験が
今も自分の価値観に大きく影響していて
心に残っているんだ、と感じた瞬間でした。

4.経験・体験から学ぶことの大切さ

小学校時代の異文化交流が自分の価値観に
こんなにも大きな影響を与えていたことに改めて気づきました。
経験・体験が自分の価値観形成や「好き」
の発見
にも繋がり、人生の選択肢や
可能性を広げてくれるのだと感じました。

だからこれからの人生においても
「経験・体験する機会を多く持つこと」
を大切にしたい
と思っていますし、
我が子に対してもそういったチャンスを 
たくさん作っていきたいです。
そして子供たちにもそこから
「自分が大切にしたい価値観」や「好き」を
たくさん見つけていってほしい
と思っています。

(↑)タイでも異文化体験&交流の機会を。
タイ人高校生をホームステイ
に招いた際にいただいたお手紙。

最後までお読みくださり ありがとうございました◡̈

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