見出し画像

Daily short meeting(DSM)のススメ

みなさん、1on1ってどんなイメージですか?


私は最初は1on1ってコミュニケーションのためにいいものだと思ってました。が、なんとなく、1on1を記録しなきゃいけない会社があったり、人事が進捗を管理している会社もあったり、、そんなことがある中で、なんとなく1on1に堅苦しいイメージがついてしまっていることもあるのかも、と感じています。

1on1って本来は、上司部下のフラットなコミュニケーションの場ということであって特別な定義がないはず、なんですけど。不思議なものですね。

「1on1は部下のための時間」という表現もどこか抵抗がある私。

最初、1on1がひろがり始めたころ、盛んにいわれていたのは「部下のための時間」という表現です。確かに上意下達的な一方通行型の1on1では、本来の意味(=成長支援)をなさないので、最初はこの表現でもよかったのかもしれません。
ある会社においては、1on1はあえて業務の話をするな、といっておられた会社もありました。(今、どうなってるかしらんけど)
でも、なんとなく、私は違うなーと肌感覚で感じています。だって成長支援には、場合によってはネガティブフィードバックも必要だし、業務の話をするなと言われても、共通の課題は目の前の業務なので、それをあえてするな、と言われるのもなんだか変な話。
肝心なのは、互いを尊重し、互いを認めて、丁寧なフィードバックやフィードフォワードをすることなんじゃないでしょうか。

1on1の満足度を高めても行動変容につながらないという現実

ある人からの口伝情報なので、あくまでもばっくりした話ですが、その人の会社で1on1の満足度調査をしたところ、1on1で承認されると満足度は高くなるが、満足度が高くても、その後の行動変容につながっていないそうです。行動変容につながっているのは、的確なフィードバックだそうです。このことから想像できるのは、1on1で部下をお客様にしてしまっても、成長支援になっているのか、ということなんですよね。

的確なフィードバックにはタイミングが大事かも

1on1のタイミングが月1回とか、たとえ週1回であっても、そのタイミングだとフィードバックがずれてしまうことってないですか。
少し気になることだけど、あえて場を構えてまでいうほどのことなど。
特に最近は在宅勤務が増えているので、そのちょっとしたフィードバックがしにくいのです。

Daily short meeting(DSM)をおすすめします

そこでウチでは、毎日、たとえ5分でも個別にミーティングしようと始めました。業務の話でも雑談でもいいので時間を取ることで、コミュニケーション量が増えます。やはりコミュニケーションは伝達ではなく、信頼に繋げること。DSMは特に記録に残さないし、気軽にできるいい取り組みです^o^
ぜひ、広まるといいな。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?