ポメラ日記88日目 ポメラDM250のアプデ
ポメラDM250アップデートの巻
ポメラDM250のアップデートが来た。バージョンは1.2ということで、DM250では2回目。前回のアップデートがいつだったか覚えてない(調べると2022年11月で2年前)。とりあえずさくっと済ませることにした。
今回のアップデート内容について簡単に意訳すると
ということになるかと思います。詳しくは下記のキングジム公式HPを参照してください。
手順は、キングジムのサイトからバージョンアップのためのファイルをPCにダウンロード→ポメラにSDカードを挿入→PCリンク→PCにダウンロードしたファイルをポメラのSDカードへ移し替え(コピペでよい)→ペースト先はSDカードの第一階層にそのまま(フォルダには入れない)
そのあと、ポメラの設定→本体情報→F1キー(アップデート)→バージョンアップの確認画面→1.2にアップデートしますか? で「はい」→USBを抜いて再起動→バージョンアップ完了
です。字で書くと大変そうだけど、所要時間は10分くらいかな。フリーズのバグに遭わないためにちゃちゃっと済ませましょう。
僕がアップデートのときに引っ掛かった点は、バージョン1.1のときのアップデートファイルが残っていて、それが残っていると1.1のアップデートになってしまうっぽいので、そのファイルを削除してから、バージョン1.2のファイルを入れるとよいかもしれない。
※でも、これって公式のページには書いてなかったような(?)気がするので、誰か知っている有識者がいればコメント欄にアドバイスください。
ポメラリンクで修正して欲しいこと
ポメラ周りの話題ということで、テキストをwebにアップロードするとき「ポメラリンク」を多用している。このnoteにアップロードする文章もすべて「ポメラリンク」経由でやっているわけだけど、以前にできた「noteへの直接投稿」ができなくなってしまった。
また共有先をUlysees(iOSのテキストエディタアプリ)に指定すると、文章が丸々2回コピーされるバグがあり、噛み合わせがわるい。仕方なくiOSの純正メモアプリで共有し、そこからnoteのテキストエディットにコピペして文章を流し込んでいる。
Ulyseesは海外製のアプリなので対応が難しい(というかUlysses側の問題の可能性がある)にしても、noteはクリエイターにとってはメジャーなアプリなので、ポメラリンクで直に文章を流し込めるようにして欲しい。
ポメラリンクでnoteにテキストを共有できなくなったのはiOSのアップデートを済ませてからなので、ポメラリンクもアップデートで対応して貰えればありがたいところ。
ポメラDM250本体は、いまのところ何の不満もなく、チャタリングのバグも僕の環境ではほとんど起きていない。なので「ポメラリンク」がnoteへの共有に対応できるアップデートが来れば十分満足。
初心者向けの、小説の簡単な決まり事(約物の使い方など)の記事を書きたい
小説は極端な話、何を書いてもよくて「決まり事」なんてないんだけど、いちおう慣習として使われている簡単な決め事がある。
たとえば、沈黙や間を表すときの三点リーダー(「……」)は必ず「…」を二つ使う、あるいは、文章で補足があるとき、間を開けたいときにダッシュを二倍にする(「──」二倍ダッシュ)など。
小説を書き慣れている人にとっては当たり前の慣習なのだけれど、はじめて書く人はつまずきやすいところ(僕もめちゃくちゃつまずいたし、未だによく分かっていないとこもある)を解説する記事を、「もの書き暮らし」に書こうかなと思っている。
もちろんこれも「慣習」なので、何か書き手に意図があるときは約物のルールからさえ離れるのもアリなんだけど(実際に慣習から外れている新人賞の作品があった。たぶん意図的にやっていると思う)、基本的には外さない方がいいよってところをまとめてみたい。
僕が書きはじめた頃に引っ掛かったところを、ポイントで抑える記事を書こうと思う。
ほんとうはプロの作家さんや校正者の方がWebサイトで記事を作るとよいと思うけれど、文学系のブロガーとして、アマチュアの視点から「当時、ここ分かんなかった」ところを掘り下げてみたい。
なので、小説を書くときの慣習(というか暗黙の決め事?)で引っ掛かったところがあればよかったら教えてください。僕ができる範囲で、代わりに調査します。
ポメラ日記の日数について
ポメラ日記の日数は、あまり意識していなかったけれど88日目まで来た。1記事あたり2500~4500字くらいでそれなりにボリュームのある記事を書いている。
ポメラ日記の1日目が2022年8月3日に書いていて、約2年3ヶ月くらい掛かった。その間に仕事が在宅のライターになったり、文学ブログ「もの書き暮らし」を更新したり、小説作品の制作をひっそりと続けていた。
ポメラのおかげで暮らしたかった生活に近づいてきたところはあるなと思う。
とくに初期の箇条書きスタイルに戻してからは、かなりポメラ日記が書きやすくなった(書くハードルが下がった)。
漠然と「年内に100日目(100記事)」を年初の目標として掲げていたので、ぎりぎり間に合うかどうかというところ。
引っ越しから1ヶ月が経ち、ようやくプライベートのもの書きに本腰を入れて注力できるようになってきたので、スキマ時間を見つけて書いていきたい。
小説を書くモチベーションについての話
僕は自分が書いた小説でご飯が食べられるとは思っていないので、趣味やライフワークの範疇で小説を書いている。何年書いても、万年アマチュアのもの書きで、無名の素人が書いた小説を読んで貰える機会はほとんどない。当然、お金にもならないし、掛けた時間の割にリターンもない(おかげでライターにはなれたけれど)。小説を書くことはないことづくめだ。
文章を書くことは誰にでもできる、書きつけられるものさえあれば、いつでもはじめられる。入り口は開かれている分、その先の道は険しくて、細くて狭い、隘路になっていく。どこまで行ってもゴールなんてないし、山に登っているのだとしても自分がいま何合目にいるのかさえ分からない。
僕ははじめ「作家になること」をゴールにしていた。でも、なれなかった。社会人になっていくにつれ、賞レースに見切りを付けて、会社員の道を選んだ人もいると思う。脱落した、というよりもまっとうな道に戻った、と言った方が正しいかもしれない。
僕は相変わらず中途半端で、あいまいな位置にいる。何とかライターのアルバイトをはじめて、念願の作業部屋も借りられたけれど、世間の中に戻れたかというとそうではない。アパートやらカフェの一角やら公園のベンチやらに引っ込んで、ときどきスーパーや書店やホームセンターに買い物にでかけ、会社から貰ったライティングの案件を言われた通りにこなしつづける、どうしようもないフリーターに過ぎない。先があるかと言われれば、おそらく十中八九ないだろう。
小説を書くことは好きだけれど、誰かに作品を手放しに認めて貰ったことってほとんどない。ずっと昔に、君が書いているものは小説ではない、と言われたときのことをいまでも引きずっている。数頁読みはじめたところで怒りはじめて席を立たれたこともある。合評会の場で、十人中十人に何が言いたいのか分からない、と吐き捨てられたりもした。書店で平積みになっている単行本や、新人賞を獲るような作品と、自分が書いたものを比べると、とてもちぐはぐな感じがして、自分の書いたものが小説だとまだ思えない。
それでも「この人生でしたいことはある?」と聞かれたら、文章を書くこと以外は思いつかなかった。もし文章が書けなくなって、ライターとしてもやっていけなくなったら、元の清掃員に戻って手足をぼろぼろにして、さよならも言わずにいなくなりたい。
うまく言えないけれど、そうなるまでの短い間だと思う。いつまでも書く時間が与えられているとは思わない。限りがあって、いつかは終わる。せっかく回り道をしたのだから、書かなきゃ損だ。
2024/11/04
kazuma