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「世界の名所」を紹介するビデオを撮ろう!

みなさんは旅が好きですか?私はもちろん色々な場所や土地に旅をすることが大好きですが、旅番組を見ることも同じくらい大好きです。旅番組を見ることで、自分が実際には行ったことがなくても、その場所や土地に行ったような気分を味わうことができます。iPadにはiMovieなど映像編集ができるアプリがあり、映像編集アプリに内臓されているグリーンスクリーンエフェクトを使うことで、こうした旅番組を簡単につくることができます。

旅番組作りを計画する

旅番組といえば歴史や建物、食べ物など観光名所の魅力を視聴者に伝えるものや、途中下車した先で地域の方々としたインタビューや、レポーターの珍道中について紹介しているもの。旅先でその土地でしかできないような大掛かりな企画を用意し挑戦するものなど私たちはTVやインターネットを通して、知らない土地について様々な情報を得ることができるようになりました。特に、中学2年生の生徒達は英語学習の中盤以降に様々な助動詞(can, may, must, shouldなど)を学習します。助動詞は「この土地にではこんなことができるよ!(can)」「この場所に行ったら、こんなことをすべきだよ!(should)」といった旅番組を作っていく上で重要な英語表現の一部分を担います。助動詞について学習した後、グループで「世界の名所」について紹介するビデオを作っていくことは様々ある助動詞やそれらの使い方(意味)を確認していくのに有効な手段となります。

グリーンバックがなければ、代用できそうなパネルなどを使います!

旅番組をクロマキー合成で撮影する

旅番組の撮影計画が出来ましたら、映像を撮影していきます。今回は、世界各地に生徒達が移動して旅を楽しんでいる様子を撮影していくため、グリーンスクリーンの使用は必須です。

(緑色の大きなグリーンスクリーンをたくさん調達するのが難しければ、白であれば白のみといった単一の色で塗られた壁の前で撮影ができればグリーンスクリーン エフェクトを使うことができます。)映像を撮影後、紹介したい「世界の名所」の写真(動画)とグリーンスクリーンの前で撮影した映像を合成します。

旅番組撮影を終えた生徒達からは「助動詞が違っても、同じような意味を表す助動詞があることがわかりました。」「細かい違いまで追求できるようになった。文章に助動詞をうまく用いて、伝えたいことを明確にしていきたい。」といった意見が寄せられました。

画面収録を使ってグリーンバックの録画をすると、AirPodsをピンマイク代わりに使えます。

ビデオ作りを授業デザインに取り入れていくこと。だいぶ多くの学校で広く一般的に行われるようになってきたのかなと感じています。
ぜひ様々な教科で取り組んでいただきたいアクティビティのひとつです!


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