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ICT機器を用いたオンライン学習の進め方(英語学習編)

こんにちは、和田です。今週に入って、オンライン登校やオンライン授業が多くの学校でスタートになっているのではないでしょうか。
せっかくたくさん時間がありますので、生徒たちには学校で出されている課題以外にも学習を深めてもらいたいですよね。
今回はICT機器を使って自宅でも英語学習を手軽に進められるアイデアや、自宅でも行える発展的な学習活動をご紹介します。

無料の学習アプリケーションを活用する

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中学生以上であれば、ICT機器にアプリケーションをダウンロードして積極的に利用することができます。
最近では無料でもしっかりと英語を学習できる素晴らしいアプリケーションが増えてきました。
なかでも、DuoligoQuiz your Englishといったゲーム感覚で英語を学習できるアプリケーションがオススメです。
App Storeの「リモート学習をサポート」というレビューページに、自宅での様々な学習をサポートするアプリケーションが紹介されています。ぜひ参考にしてみてください。

ICT機器の基本的な機能を組み合わせて、学習を深める

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小学生の場合ですと中高生とは異なり、オンラインでの活動や学習が難しいケースが多々あると思います。
特に発育が著しいこの年代では、急激にデジタル依存やゲーム依存へ陥ってしまう危険も孕んでおり、ICT機器やオンラインでの学習には注意を払う必要があります。

こうした年代にはカメラなど基本的な機能を使って、うまく英語学習につなげてあげることが重要なポイントになります。

例えば、小学校低学年の生活科の単元に「身近な春を探そう」というものがあります。
この休校期間中にも、家の周りや公園にある春を探してレポートにまとめるという課題を出された小学校の先生方も多いかもしれません。

こうした他教科の取り組みをうまく使って、英語の学習を組むことが大切です。

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例えばiPadを持って、家の周りにあった「春」を探して写真に撮ります。

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その写真の背景を白く塗りつぶします。

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(写真にApple Pencilなどのスタイラスペンを使って絵を描き込む方法については以前のブログを参考にしてください!↓↓↓)

この背景を白く塗りつぶした写真に、先ほど見つけた「春」のイラストを追加で描き足して行きます。

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こんな感じです。

桜以外に、様々な昆虫やタンポポなどを見つけたことがこの一枚の作品から伝わってきます。

写真がすぐ撮影でき、その場でその写真にイラストを描き込むことができるのがICT機器の強みです。

この作品を使って「あなたのみつけた春」について簡単な英語の文章で書いたり、英語のスピーチを作ってビデオに撮影して提出してもらうなどの活動に落とし込んで、深めることで、より自分らしい英語表現の獲得につながるのではないでしょうか。

(今回、こちらのWebサイトを参考にしました)

社会に貢献するプロジェクトを立ち上げたり、取り組んでみる

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高校生以上ですと、学校から出された課題以外に自分たちの力で社会に貢献できるようなプロジェクトに取り組むといった、より本質的な学びができるようになります。

例えば、この休校期間中にある高校1年生が、#Teenager_COVID19Action というプロジェクトを立ち上げました。

世界中の外出自粛中での過ごし方(料理を作ってみたり、動画を作ってみたり、、、、)や自宅でできる楽しみなどを#Teenager_COVID19action を使ってInstagramやTwitterなどのSNSで共有して明るい話題を発信しようという取り組みです。

ICT機器の大きなメリットのひとつとして世界中の人たちと気軽につながることができるという側面があります。

こうしたメリットを最大限活かして、世界に向けて英語(もしくは様々な外国語)で発信できるような取り組みが休校期間中でもできたら、こんなに素晴らしいことはないなと思います。


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