「2〜3割報告」でレベルと効率が上がる
真っ先に『方向性の確認』をする。
良い仕事とは、シンプルに言えば「速さ」と「精度」です。
その「速さ」に重要なのが「2〜3割報告」です。
デザイン、コーディング、エクセルなどの書類などなどにおいて、作り始めたらまず完成の2割程度で最初のチェックを関係する人にしてもらうべきです。
確認してもらったら、必ず『修正があるもの』と想定しての行動が大切です。
その理由は?
① 全然違うなら、最初に言われた方が楽。ほぼ完成で提出してダメ出しされた時のショックがデカい。
② 時間効率がよい。
③ ざっくり指示出してきた人に、『しっかり指示しないとダメだ』と気がつかせることができる。
④ 修正に時間がかかると、その結果、仕事が遅い人となってしまう。
『任される』を履き違えるな
新年度になり新しい座組にもなり、当社もたくさんの人に新たにいろいろお願いして任せてみることが増えてきました。
そこでもこの『2〜3割報告』のケースが見受けられるのですが、『任される』というのは、『報告しなくて良い』『相談しないで進めて良い』ということではないです。
むしろ、『相談してくれるだろう』『報告してくれるだろう』と思ってるから、任せています。
ここの認識、超超超超超超超重要です!
どこまで報告するのか?
いちいち全部を報告するのか!?って思う気持ちもわかります。
報告は面倒ですよね。
「いつまで」「どこまで」報告が必要なんだろう、どの程度まで報告する必要があるのか判断が難しい、って人もいると思います。
僕のところには、1日に報告と確認事項だけで50〜100くらいの連絡をもらいます。報告される側も、本当は報告なしで正しく物事が進んでいればとても楽ですwww
お互いに報告を最小限でできる状態を目指したほうがいいわけですが、では、どうしたら適切な報告ができるような人になれるのか?ってことを説明します。
① 最初は、何でも全て「事前報告」する。
しつこいくらい報告します。うるさい!って思われるくらいします。しておけばとりあえず「報告してよ!」とは言われません。
② 自然と報告の必要かどうかがわかってくる。
相手の反応や言葉で、「この内容は報告しなくてもいいんだ」「これは事後報告でいいんだ」「これは先に報告しておいてよかった」という事例がたくさん出来てきます。この気付きまで辿り着いていない人は、要するに日頃の報告が足りないんです。
③完全な判断ができるようになり、信頼される。
全てのことを「要事前報告」「自分の判断でOK、要事後報告」「報告不要」と分類できるようになります。
この判断力がつくようになれるか、それは自分自身の報告の繰り返しによって身に付く「能力」だと思っていいでしょう。
これは、自分自身の価値を高めるためにも本当に必要な要素だと思っていいと思います。
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