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笑むために、仕事も遊びも妥協しない。


4月号のデジタルカメラマガジンにて、なんと、なんと私の写真が、フォトコンテストの佳作として掲載されました。昨日その事実を知ってから、テンションが爆上がりして浮かれております。ノーベル賞でも取ったんかくらいの騒ぎで、とりあえず家族には即報告いたしました。


カメラを始めて2年半、コンテストには昨年の夏頃からコツコツと応募してきましたが、ようやく形に残る結果が残せてよかったです。佳作といっても、私からしたら最高に嬉しい実績となりました。

元々は、友人のカメラマンが撮った写真がかっこよくて、憧れて、始めたカメラです。とはいえ趣味の範囲に留めるつもりはなく、仕事にも活かしたいとは考えていました。

そうなると、中途半端な実力ではなく、ある程度の力をつける必要があります。すでにこれまでも、社員の写真は何百枚と撮ってきましたが、あくまでちょっとうまい素人が撮っているくらいの感覚でした。

それが、こういった賞を取ることで、「素人の延長」から「賞を取ったことがある人」に格上げされます。もっと安心して、仕事として、写真を任せてもらうこともできるのじゃなかろうかと。声をかけてもらえる機会も増えるんじゃないかと、そう思ったのです。仕事は自ら作り出す派なので。



ちなみに、写真それ自体を”メインの仕事”にするつもりは今のところなく、業務の中で適切な写真を、プロ並みのクオリティで撮れる人に留まっておく予定です。自社のいいところや雰囲気などを切り取って、コンテンツにして、解像度高く届ける手段として、カメラのスキルを使っていく。表現するものの、もっと先に目的を置いて、適切に使えるようになる。おそらくそれが、私がカメラをやる価値だと考えています。

そのため、今のところプロのカメラマンになりたいとは思っていません。

代わりに、趣味としては全力で向き合っていきたいです。デジタルマーケティングという、クリエイティブが少なからず関わってくる業界に身をおいているので、ある程度の美的センスはあったほうが良いじゃないですか。

だからこそ、写真にはこだわっていきたいなと。手に入れたスキルを、会社に還元することで、組織としてのアウトプットのクオリティが高めることができ、自身の評価にもつながり、いい循環が回せることが、理想だと考えています。

100人に1人のスキルを3つ掛け算すれば、100万人に1人の人材になれるという話は有名ですが、せっかくであれば楽しみながら、仕事もプライベートもミックスして、価値を高めていきたい。これは写真に限らず、文章に関しても同じことが言えます。

また、弊社のクレドの中に「笑むために、仕事も遊びも妥協しない」という項目があるのですが、妥協していない姿を背中で見せられた観点でも、今回の賞はよかったです。

個人的な想いとしては、「仕事も遊びの妥協しない」の解釈は2つあって、仕事と遊びを明確に分けてそれぞれ楽しむ人もいれば、私のようにミックスして楽しむケースもあると考えています。それぞれのロールモデルが身近に存在することで、みんなが自分の生き方を見つけることができる。だからどうしても、実績は欲しかったのです。

ちなみに、私が入社したころの弊社は前者しかありませんでした。

仕事とプライベートはメリハリをつけて!が正義の会社だったので、そこを明確に分けるのが苦手な私は、戸惑い、悩むこともありました(※今はそんなことはなくなりましたし、そもそも部分的な話でした)。

ましてや今後は多様性が進む世の中です。1つの道だけではなく、いろんなキャリアや働き方を、先輩社員や管理職こそ切り開いていかねばならないなと感じています。

とはいえまだまだスタートラインなので、引き続き新しい道を切り開いていく必要があります。ぶっちゃけ、賞を一回とったくらいでよくここまで偉そうなことを書けるなと自分でも感心しておりますが、今後の自分にプレッシャーをかける意味も込めて、記しておこうと思います。今度は趣味を活かして仕事に圧倒的な成果をもたらす番ですね。

そこそこ社歴も長いからこそ、会社の文化や、生き方を、積極的に体現していきたいと思っているので、引き続き、公私ともに写真はたくさん撮っていきます。よろしくお願いいたします。

以上、浮かれるアマチュアカメラマンのnoteでした。


小木曽

Twitter→小木曽



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