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vol.10 WCs って何?


ジェンダーフリー

私が通うWinchester大学はサステナブルな取り組みに熱心のようです。
『Sustainability and Social Justice』を大学の目標の一つに挙げています。

『WCs』という表示が各階段の横にありました。
よく見ると、トイレを示す男女の絵が一緒に書かれている。
もしや、と思って近くの学生に「Is this the Toilet?」と片言の英語で質問。
『Sure!』
そうなのです、いわゆる男性用トイレと女性用トイレが一緒になっている。
それで複数形の『s』がついているとのこと。
もちろん、ブースがいくつかあるので複数という意味もあるようです。

こんなことブログに書くこと自体がダイバーシティへの配慮が欠けているのかもしれないと思いますが、
利用した正直な感想を書かせていただきたいと思います。

日本人おぢさんの典型としてはここに入るにはとても勇気が必要でした。
ただ、トイレに行かないわけにはいけないので、
勇気をちょっとだけ振り絞って戸を開けて入りました。
中は写真が示す通り(別日の誰もいない時間帯に誰もいないことを確かめて撮影)複数のブースが並んでいるだけ。
個別ブースに入って用を足していると、
女子大生たちがワイワイしゃべりながらトイレに入ってきます。
いまは多少慣れてきましたが、
当たり前になるまでにはもう少し時間がかかるかも。
ちなみに『音姫』のようなものはありません。
もちろん、WCsの入り口の横には、車いすが入れる多目的トイレも設置されています。

このトイレが設置されているのは、
2年前に竣工した経営学部と法学部が入っている新キャンパス棟。
私が通うビジネススクールもここで講義が開かれています。
この棟のトイレはすべてこのようになっているようです。
一方で、100メートルくらい離れたメインキャンパスのトイレは男女別々でした。
ただ、工夫がされているなぁと感じたのは、
トイレの入り口に扉があり、その扉に入って中で男女が左右の扉に分かれている設えのものが多いです。
ちょっとした配慮を感じました。

このブログでは、私が気づいたSDGs に関連する取り組みを今後も取り上げていきたいと思っています。

※メイン写真は、寮から徒歩15分くらいのところにある田舎の教会。市内にあるメインの教会が12世紀から開かれているとされていて、この看板には1493年にrestoreされていると書かれているので、おそらく1000年くらいの歴史はあるのでしょう。

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