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VOL.85 トゥルク、港町。

VR

フィンランドの鉄道。
ヘルシンキから次の目的地、トゥルクに向かうのに利用しました。
ヘルシンキ駅は工事中らしく、
プラットホームによっては10分近く歩かないといけない。
ネットで事前にチケットを購入し、
出発45分くらい前に駅に着きましたが、
何と、それから出発までに2回プラットホームが変わりました。
欧州あるあるだと思いますので、
電車を利用の際は、
電光掲示板や駅員のアナウンスに注意が必要です。
電車はとっても快適。
2階建ての2階席でしたので、
2時間の旅、田舎の景色を楽しめました。
ただ、単線のようで、
すれ違い待ちがあり、
予定より30分遅れて到着しました。
ヘルシンキ⇔トゥルクという、
首都と主要都市を結ぶ路線なんですが。

駅に停車していた車両はほぼすべて2階建て車両でした
ヘルシンキ中央駅の電光掲示版。赤印が変更された部分

昔の首都

トゥルクは13世紀から19世紀はじめまでフィンランドの首都だった都市。
バルト海に面した商業都市として発展してきたようです。
アウラ川という川が中心部を流れていて、
地元の人は川のどっち側に住んでいる、という言い方をするそうです。
たまたま訪れた日から「中世マーケット」というお祭りがはじまって。
昔の北欧の文化や生活を伝えるお店やアトラクションがありました。
ビール酒場、服を作る実演革製品の販売、それから、
マーケットの中で中世のなりをした役者さんが演劇も。
中々興味深かったです。

中世トゥルク
中世のビール酒場を再現
座っているのは役者さん。この後ダンスしたり…
なぜか、りんご飴が!毎年この祭りでは出店するとのこと

卒業生

実はトゥルクに行ったのは、
私が教えている大学の卒業生が暮らしていて、
会いに行くためでした。
彼女は私がいる学部のできたときの1期生。
フィンランド人の旦那さんと結婚し、
トゥルクに住んでいます。
いろんなところを案内してもらいました。
フィンランド語でコミュニケーションする姿は頼もしいな~と。
また、2歳の娘さんも同行しましたが、
お母さんとしても頼もしいな~と。
うちにサウナがあるので入ってください、
というので甘えて入らせてもらいました。
フィンランドの家庭では一般的なようです。
晩御飯までご馳走になった挙句、
次の目的地、ストックホルム行きのフェリー乗り場まで、
旦那さんに送ってもらいました。
ありがとう!

シナモンパンが大好き
トゥルク大聖堂

ということで、トゥルクをあとにし、
次の目的地、ストックホルムに向けて
バルト海をフェリーで渡ります。

※メイン写真は、トゥルク城。13世紀から14世紀にかけて建設。

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