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VOL.93 大英図書館で勉強してみる

British library

修士論文の参考文献を確認するため、
英国内の蔵書を検索したところ、
大英図書館にあることが判明。
ということで、行ってみました。
場所は「King‘s Cross St. Pancras」駅からすぐ。
この駅は、地下鉄、鉄道、ユーロスターの発着駅。
交通の要所です。
また、ハリーポッターの撮影スポットでもありますね。
私が住んでいるトッテナム・ヘイルからは、
地下鉄Victoria線で4駅目。
時間は15分位です。
周囲にはレトロで巨大な建物が多いですが、
大英図書館は近代的で巨大な建物。
多くの人が集まる場所となっています。
建物に入るだけだったら無料ですので、
中に入って雰囲気を感じることはできますし、
勉強するための机もたくさんあります。

Library card

図書を閲覧したり、
リーディングルーム(勉強スペース)を利用するためには、
ライブラリーカードをつくらないといけません。
一定期間ロンドンに滞在する人、
つまり住所を証明できる人は誰でも作れるようです。
まずは、事前にネットで基本情報を入力し、
予約番号をゲットします。
そして、その予約番号と、
住所と本人確認ができるものを持参します。
私は、BRPカードと学生寮の契約書を持って行きました。
BRP(British residence permit)カードとは生体認証付在留許可カードで、
英国に6か月以上滞在する場合に作成する必要があるものです。
カード型の査証(VISA)ですね。
私の場合は1年間の学生VISAですので、
入国の時に作成しました。
大英図書館のRegisterカウンターに行って、
予約番号、証明する書類を提示、
その場で写真を撮影されて、
はい、できあがり。
5分ほどでGETしました。

スタッフの方が丁寧にガイダンスしてくれます

Reading Room

4階建てに1億7,000万点のアイテムがあるそう。
「Business」「Social Sciences」「Maps」など、
大きくエリアが区切られていて、
それぞれに、リーディングテーブル(勉強机)、
借りたり返却したりするカウンターがあります。
私の借りたい本は「Humanities」にあるということ。
各部屋に入るためには、
まずは荷物を預けなければなりません。
地下1階のロッカールーム(無料)を利用します。
PC、スマホ、ノートは持込OK.
備え付けのビニール袋に入れて持って行きます。
いざ部屋へ。
部屋に入る時にカードを提示して、
顔チェックされますが簡単なもの。
部屋に入ってみると、
とっても広いスペースの周囲に本棚、
中ほどにリーディングテーブルがこの部屋だけで100程度はあるかと。
平日だったこともあるのか、
座席の埋まり具合は50%程度かなと。
大きめの机に、クッションの良い椅子。
電源、ライト、フリーWI-FIは快適。

この写真を撮影した日はあさイチに行ったのでガラーンとしてます
机が大きくて作業しやすい。椅子もクッション良し

Facilities

Café, restaurantがいくつかあります。
ボリューム大の日替わりランチが約£10で提供されていました。
私は日替わりスープと小さなバケットのセットで£3.2。
それに、クロワッサン£1.95を付けました。
キャロットスープが何とも美味。
おかげで午後から眠くなりました。
オフィシャルショップでは、
書籍だけでなく、バッグや文具などのお土産たくさん売られています。
また、図書館ツアーが実施されていたり、
ビジネスサポートの機能もあるようです。

cafeの誘惑

とっても勉強しやすい環境でした。
何度か行くことになるでしょう。
リーディングカードがいらないオープンなスペースにも勉強机はたくさんあって、多くの人が勉強していました。
オープンスペースは荷物を預けなくていいので、
すぐ席が埋まってしまうようです。

※メイン写真は、大英図書館外観。入口で荷物チェックがあります。

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