見出し画像

Vol.35 初独日記①

Bremen

行ったことのない国に行けるのは幸せこの上ないです。
初めてのドイツはブレーメン。
そう、「ブレーメンの音楽隊」です。
初日は昼過ぎに空港についてまずはホテルにチェックイン。
ホテルはブレーメン中央駅の目の前で超便利。
荷物を置いた後、
フロントのスタッフが「fantastic」と言っていたクリスマーケットへ。

古い建物とお店の明かりがきれいなコントラスト
職場の同僚、学生、ファミリー、カップル、老夫婦、いろんな人が楽しそう

Weihnachtsmarkt(ワイナフツマークト)

徒歩10分ほどで会場に到着。
いや~、かなりのファンタジースペース。
お店も100件くらいはあるでしょうか。
また、メリーゴーランドや小さな観覧車などもある。
大人たちはホットワインを飲んでおしゃべりして温まる。
なんせ、気温が氷点下。
そんな中、異国のおぢさんが一人でウロウロ。
まず、揚げたポテトにアップルソースをかけて食べる。
アップルソースっておいしいですね。

Reibekuhen(ライべクーヘン)

テーブルで一緒になった老夫婦はお二人とも80歳以上とのこと。
毎年これを食べるのが楽しみなの、って。
もう一つはAngebot(アンゲボット?)。
球状のドーナツです。

1個€1.5。4つで€5.1

会場はマルクト広場。
広場に建っている「旧市庁舎」。
そのすぐ前にある「ローラント像」。
世界遺産です。
そこがクリスマスマーケットの会場になってます。
この会場の他にも歩いて5分くらいの
ヴェーザー川沿いもマーケットやっているとのこと。
そちらの方が雰囲気いいよ~って聞いたけど、
寒さには勝てません。

世界遺産が待ち合わせ場所に。いいの?

Bremerhaven

翌日は電車で1時間ほどのブレーマーハーフェンへ。
勤務先の大学とブレーマーハーフェン大学が学生交流協定を結んでいて、
現在4名の学生が留学中。
この大学は、洋上風力発電の研究が定評のある大学でして、
来年実施する共同シンポジウムについての打ち合わせ。
副学長や研究委員長たちといろんな話がなされました。

大学内の教会。200年前にアメリカからの移民の受け入れ場所にななったそう

ランチをご一緒した後、ブレーマーハーフェンの町を散歩。
こじんまりとした港町。
開港して200年の比較的新しい町だそう。
船が大型化したことによって、
内陸の大都市ブレーメンへ船がいけなくなったため、
ここに新しい港が造られたとのこと。
その後大学に戻って、留学中の学生たちとおじゃべり。
勉強、生活、いろんなことがありながらみんな元気にやっているとのこと。まだ先は長いので体調に気を付けて頑張って欲しい。

ソーセージとポテト

先生たちと学生たちと一緒にブレーメンに戻り、
地元の再生可能エネルギー会社で研究員をしている方と会食。
彼女はブラジル出身。
大学で環境学を学んだ時に、
これからの時代は再生可能エネルギーだ!
とドイツに渡りPh.D.まで取得したエキスパート。
私もですが、学生たちも大いに刺激をもらっているようでした。
お店は地ビールの店。
かなり繁盛していました。
それにしても、ソーセージが大きい!
でも味はなかなか良かったですよ。

21:00に店を出たのですが-8℃!
クリスマスマーケットは、例年はもっと遅くまでやっているようですが、
エネルギーの問題から今年は21:00終了とのこと。
英国もそうですが、
ドイツはもっと直接的な影響が。
ガスの値段が昨年の4倍とのこと。

日本でもクリスマスマーケットは開催されていると思います。
(あまり行ったことないですが)
でも、なんですかねこの賑わい。
それから、やはり雰囲気。
世界遺産やそれに匹敵する古い建物や教会の前でやっている。
道路使用やら、
公共施設の使い方やら、
どんな風になっているのかなとふと考えた次第。
(調べてませんが)
また、別の都市に移動するので、
日記をお楽しみに!

トラムが縦横無尽に走っている。市民の足でもあり、まちの風景でもある
豚使いのモニュメント
ブレーメンの音楽隊像。カメラのテクニックがなくうまく撮れませんでした。

※メイン写真は、ブレーメン中央駅。14:30くらいですが夕日です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?