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VOL.89 鳴呼、ウィンブルドン。

全英オープン!

こんなラッキーなことはないです。
英国にいる間に全英オープンが開催されるなんて!
ということで、強行しました、
この「おぢさん留学」でも、
スタジアム&ミュージアムツアーに参加した様子をVOL.58で一度取り上げました。
しかし、今回は試合観戦。
早朝、同行人と駅と待ち合わせ。
ワクワクしながら朝5時半の電車に乗って出発、
2回乗り換えて「Wimbledon」駅に7時前着。
駅で朝ご飯を購入しバスに乗ります。
10分ほどで会場到着。
さて、ここからがたいへんです。

ウインブルドン駅の周辺はテニス一色!

Queuing

サッカー、クリケットなど
ほとんどのスポーツは事前販売のみのことが多い。
しかし、ウィンブルドン大会は、
当日券を買うことができる貴重な大会。
そこで、大会期間中は、
毎日早朝から当日券を買うための列「Queue」ができます。
これが例年の風物詩だと。
早い人は前日の午後2時から並びます。
そして当日の7:00から整理券が配られます。
私たちが7:30に到着した時もらった整理券は4030番。
試合会場の隣が広大な「ウインブルドンパーク」という公園。
駐車場とqueueの人たちの待機場所になります。
サッカーしたり、おしゃべりしたり、トランプしたり、
みんなそれぞれの待ち時間を過ごしている。
徹夜組のテントも並んでいます。
もちろん、文句を言う人は皆無。
楽しんでいるのです。
私たちもコーヒーを買ってきて、
周りの人たちとおしゃべりしながら時間を過ごしました。
ついに、11時くらいになると列が動き出し、
チケット販売所に向かう列が徐々に進んでいく。
1時間くらいしてチケットをゲットできました。

ウィンブルドンパークの様子。4時間くらいここで待機
HPによると9時までに並べば多分当日中には入れると書いているが、おそらく夕方になる
ウィンブルドンパークからチケット販売所に向かう行列

チケット

事前販売は1年近く前から始まっている。
しかも抽選で競争率も高い。
どのくらいの枚数を当日券として出しているかは定かではないですが、
見た感じ、1万人くらいは入ったかと。
そして、その2,3倍は事前販売じゃないかなと。
当日券は数種類あります。 
・センターコート
・第1コート
・第2コート
・第3コート
・グラウンズ・パス
日程と種類によって値段が違います。
当日券も全ての種類販売されるようですが、
センターコートから第3コートまでは早々に販売終了。
前日から並ばないと無理みたいです。
多くの人は「グラウンズ・パス」で入ります。
これは、上記4つのコート以外で行われる試合が自由に見れます。
£27は良心的な価格だと思います。
ちなみに、ウィンブルドンは第18コートまであり、
特に1回戦、2回戦は、ほぼすべてのコートで試合が開催されています。
私たちもグラウンズ・パスを購入して入場。
12時半、5時間待ちました。
しかし、初日は9時間待った人もいたとか。

雨雨雨

並んでいる間は晴れ間も見えていたのですが、
入場した途端、雨。
日本人選手を観ようと第14コートに行ったら、
選手が引き上げていて、スタッフがネットを回収、
雨除けのシートを敷いているところでした。
この時期の英国、まあ通り雨だろうと予想して、
まずは腹ごしらえをしにフードコートへ。
試合が中断しているので、多くの人でごった返していました。
一番近かったインターナショナルコーナーで「JAPAN KATSU CURRY」注文。
うん、どうでしょうか?
コメントは控えます。
それにしても、雨が止まない。なぜ!?
5月の戴冠式の時にもロンドンで雨に打たれましたが、
その後2か月間はほぼ雨ゼロ。
快晴の日が続いていたのに、
なんで今日のなの~!
結局16時まで粘りましたが、再開されず、涙。

逆にめったに見られない景色を見ることができたのか
入口すぐに当日の対戦パネルが。初めの方の日程なのでたくさんの試合が
ウィンブルドン名物のイチゴ。富と権力の象徴らしい。ミルクがかけられているだけですが

しかし!

実はこっそりちょっとだけ試合を観ました。
第1コートは屋内コート。
ここだけはずっと試合をやっていました。
観客席には入れませんでしたが、
隙間からちょっとだけ観戦。
これが、何とも悲哀な初観戦となりました。
それでも、雰囲気は十分味わえたし、
複数あるショップ巡りなど、
それなりにウィンブルドンを楽しめたかなと。
次回来ることがあるのかなぁ?

ちょうどアルカラスが初戦勝利した瞬間とその後のスピーチを聞くことができました

※メイン写真は、センターコートへの入口

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