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稲田一馬(Kazuma Inada)
2020年12月21日 21:49
自分のCDを持つことが夢だった。最初は売れる売れないとかではなく、生きた証を残したかったのだ。もちろん売れたほうが嬉しいに決まってる。だけどそれ以上に、自分の存在価値が欲しかった。初めてのリリースが27歳。だけど私より10年以上も前に、熊本の音楽仲間や弟がCDをリリースした。私は横でその姿を眺めていただけだった。「CDってどうやって作るの!?私も作りたいんだけど。」その一言が