観光業界の最近

新型コロナウィルスによって、観光業界が劇的に変化したと思う。
オリンピックの開催を控えた2018年〜2019年は、海外からのインバウンド需要と海外旅行需要だけでなく、国内のツアーもまだまだ催行されていて、高齢者の方々も積極的にツアーに参加していたように思う。

2020年からその様子もガラッと変わり、観光業界は一気に下火になり、ツアーが今やオワコンになりつつある。

大きな変化として、まず、インバウンド需要が無くなった事。渡航が容易ではなく、待機期間や要検査、ワクチンパスポートなど、手間が多い。

もちろん、日本人観光客も海外旅行に安易に行けなくなった。海外旅行好きの日本人からしたら、今はフラストレーションしかないだろう。

そして、2つ目の変化は、個人で手配をして家族やカップルや友人同士だけで旅行する人が増えた事。コロナ禍の外出自粛で家庭での時間が増えて、ネット検索が億劫ではなくなったのと、オンラインで飲み会をやるくらいだから、いつでも旅行計画を誰とでも相談できる。さらに、日本人はすごく貧困でお金がない。コロナで仕事が減って、さらに貧乏だ。安くて近場の日帰り旅行が多い。
今は、修学旅行ですら、なしか、行っても近隣。

3つ目の変化は、慰安旅行などの団体旅行が無くなった事。会社としては感染拡大は色々めんどくさい。それに、昨今の風潮で社員旅行とか飲み会自体に億劫な風潮が相まって、団体旅行は無くなった。

個人や中小の旅行会社には苦しい時代である。

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