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「自分の時間」が欲しいとき
先日、「自分時間」に触れて書きました。
母親になると、
特にワーキングマザーだと、
本当に自分の時間がとれない。
いかにして自分時間をつくろうかと
試行錯誤する方も多いと思います。
先日、1歳育児をするワーママさんたちと話していて、
3歳1歳を保育園に預けながらの教員時代を思い出していました。
子どものこと、家事、仕事、
それだけで1日があっという間。
24時間じゃ足りない。
そして本当に、自分の時間がない!
苦しかったなぁ。
病んでしまったのは、それも大きくある。
自分の時間は大切。
だけど、
いろいろ経験してわかったことがあります。
自分の時間をもてれば、
その時間さえあれば、幸せになれるのか?
といったら、それは違うということ。
休職中はありがたいことに自分の時間をもてて、
カフェに行って、ランチに行って、
買い物して、昼寝して、
だけど、
幸せー! とはならず、
いつも不足感があって、むさぼっていた時期があります。
自分時間がとれた ≠ 幸せ
だったんです。
そう単純なものではなかった。
![](https://assets.st-note.com/img/1695797281812-p1HTp3Oz51.jpg?width=800)
よく言われることではありますが、
手段が目的にすり替わってしまっていたんですね。
自分時間がほしいのは、幸せになりたいから。
「幸せになりたい」が本当の目的。
だから、自分の時間をとって、
その時間で自分の幸せをつくっていくのに、
私は、
自分の時間さえ確保できれば…!
って思っていた。
そして、さらに私は、
自分に何をしてあげると幸せになれるのかを知らなかった。
カフェも好きだし、美味しいもの食べるのも好き。
でも、それは気休めに過ぎなかった。
その時、私が満たしたかったのはそれじゃなかった。
今、私は、何を望んでいるのか?
何をしたら、幸せを感じられるのか?
それをしっかり掴んでいて、
実行できていたらよかったのに。
休職当時は、
自分のことを、教師失格、母親失格って思っていたから、
たぶん、
生きている意味が欲しかったし、
そんな自分の気持ちを誰かにわかってほしかった。
自信も欲しかったし
自分だからこそのものが欲しかった。
でも今は、
子どもが楽しそうに踊っているのを見ているとき
本を夢中で読んでいるのを見ているとき
夫と寛いで喋っているとき
自分の内側からやる気が満ち溢れているとき
これ以上ない幸せな時間です。
よく、
「日々の小さな幸せを大切に」
って言われるんだけど、
自分の生きる意味が見い出せないときは、
それが難しいんですよね。
小さな幸せを踏みにじってしまう自分にまた
自己嫌悪、自己否定しちゃって
余計こじらせる。
順番があると思うんですよね。
自尊心というか、自分の存在の意味や素晴らしさが
しっかりと腑に落ちて、わかって、
そうすると、人の素晴らしさもわかって、
そうすると、日々の小さな幸せもわかる。
![](https://assets.st-note.com/img/1695797485344-OcjjpC6H76.jpg?width=800)
「自分の時間が欲しい」
ということは、満たしたい何かがあるということ。
今、自分が心から欲しているものは何か?
何があったら幸せになれるのか?
自分を見つめるよい機会にして、
人生を潤してくれる幸せを、ぜひ掴んでほしいなと思います。
それでもやっぱり、
いろんな役割を背負って、それを一生懸命にこなして、
それだけだと心がギスギスしてきてしまいます。
その役割を下ろして自分に還る時間としての
「自分時間」は本当に本当に大切。
まずは、自分の心の望みが素直に出せる状態に。
自分が自分でいられる時間を少しでももてるよう願っています。
悩んでいること、
頭の中でグルグルしていることを、
とにかく話して整理する時間が欲しい!
という声をいただいて、
また近々Zoom会を開きたいと思っています。
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