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「自分の時間」が欲しいとき

先日、「自分時間」に触れて書きました。

母親になると、
特にワーキングマザーだと、

本当に自分の時間がとれない。

いかにして自分時間をつくろうかと
試行錯誤する方も多いと思います。


先日、1歳育児をするワーママさんたちと話していて、
3歳1歳を保育園に預けながらの教員時代を思い出していました。

子どものこと、家事、仕事、
それだけで1日があっという間。
24時間じゃ足りない。

そして本当に、自分の時間がない!

苦しかったなぁ。
病んでしまったのは、それも大きくある。



自分の時間は大切。



だけど、
いろいろ経験してわかったことがあります。


自分の時間をもてれば、
その時間さえあれば、幸せになれるのか?


といったら、それは違うということ。



休職中はありがたいことに自分の時間をもてて、
カフェに行って、ランチに行って、
買い物して、昼寝して、

だけど、

幸せー! とはならず、

いつも不足感があって、むさぼっていた時期があります。


自分時間がとれた ≠ 幸せ   


だったんです。

そう単純なものではなかった。




よく言われることではありますが、

手段が目的にすり替わってしまっていたんですね。


自分時間がほしいのは、幸せになりたいから。
「幸せになりたい」が本当の目的。


だから、自分の時間をとって、
その時間で自分の幸せをつくっていくのに、
私は、

自分の時間さえ確保できれば…!

って思っていた。


そして、さらに私は、

自分に何をしてあげると幸せになれるのかを知らなかった。


カフェも好きだし、美味しいもの食べるのも好き。

でも、それは気休めに過ぎなかった。

その時、私が満たしたかったのはそれじゃなかった。



今、私は、何を望んでいるのか?

何をしたら、幸せを感じられるのか?



それをしっかり掴んでいて、
実行できていたらよかったのに。




休職当時は、
自分のことを、教師失格、母親失格って思っていたから、
たぶん、

生きている意味が欲しかったし、
そんな自分の気持ちを誰かにわかってほしかった。

自信も欲しかったし
自分だからこそのものが欲しかった。



でも今は、

子どもが楽しそうに踊っているのを見ているとき
本を夢中で読んでいるのを見ているとき
夫と寛いで喋っているとき
自分の内側からやる気が満ち溢れているとき

これ以上ない幸せな時間です。



よく、

「日々の小さな幸せを大切に」

って言われるんだけど、

自分の生きる意味が見い出せないときは、
それが難しいんですよね。

小さな幸せを踏みにじってしまう自分にまた
自己嫌悪、自己否定しちゃって
余計こじらせる。



順番があると思うんですよね。

自尊心というか、自分の存在の意味や素晴らしさが
しっかりと腑に落ちて、わかって、

そうすると、人の素晴らしさもわかって、

そうすると、日々の小さな幸せもわかる。





「自分の時間が欲しい」

ということは、満たしたい何かがあるということ。


今、自分が心から欲しているものは何か?

何があったら幸せになれるのか?


自分を見つめるよい機会にして、

人生を潤してくれる幸せを、ぜひ掴んでほしいなと思います。



それでもやっぱり、
いろんな役割を背負って、それを一生懸命にこなして、
それだけだと心がギスギスしてきてしまいます。

その役割を下ろして自分に還る時間としての
「自分時間」は本当に本当に大切。


まずは、自分の心の望みが素直に出せる状態に。
自分が自分でいられる時間を少しでももてるよう願っています。



悩んでいること、
頭の中でグルグルしていることを、
とにかく話して整理する時間が欲しい!

という声をいただいて、
また近々Zoom会を開きたいと思っています。

LINEからアナウンスしますので、
こちらからご登録ください💁‍♀️

https://lin.ee/uStgSAR

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