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「本音」は入り口に過ぎない。

「本音で生きる」

この言葉を聞いて、いいな、とは思いつつも、
ちょっと重く感じるのは私だけだろうか。


本音

言えてない、出せてないけど、
自分の中にある本当の気持ち、本当の声。


夫婦間で言えてないこととか
子育てがんばってるけど本当はこう思ってるとか
上司や職場環境に対して思ってることとか

生きていれば必ずある。
蓋をしている、内なる声。


言えない相手、言えない状況、環境、
にあるということ。


我慢するのは、本当によくない。

我慢しないで本音を出していこうよ。


私も、そう思う。


だけど、そうやって出す「本音」って

細い管、もしくは閉じかけていたところから
ぎゅーっと絞り出すようなイメージもあって、

そこにには、何か苦しいもの

怒り や 悲しみ が混じっているような気がする。


「本音で生きる」

我慢していた気持ちを吐き出せば

夫婦関係はうまくいくのか?
子育てや仕事も、うまく回るようになるのか?

自分も相手も、濁った気持ちなく
クリアな気持ちでいられているだろうか。


出し方によっては、こじれる可能性もあるなぁと思う。



我慢していた蓋を開けて
絞り出した本音 

それも大事なんだけど、
もっともっと深く丁寧に見ていく必要がある。


ネガティブなものがくっついていると
やっぱり気持ちよくはいられない。


蓋をしてた本音、その奥にある
純粋な想いや願いに行きつきたい。



「ハートを開いて」

って言葉を、たまたま見かけた。

そう、私たちはなかなかハートを開けない。

不安や疑い、危険を感じていれば、
心の扉を閉じてしまう。

自分の大事な温かい柔らかいハートは
傷つけたくないから。


相手や世界に対して安心しているか。
自分の存在に安心しているか。


「安心」

ここでも書いていた。

私にとって、重要なワード。

子育て、教育に関して考えた時、
「安心」が土台としてないと、
子どもたちは本当の意味で伸び伸びできない。


私たち大人もそう。

「安心」がないから本音を絞り出すしかなくなってしまう。
「安心」がないから怒りや悲しみで自分を覆ってないといけなくなってしまう。


本音を出すことも、もちろん大事。

だけど、

ハートを開いて
自然に溢れる気持ちを言える自分でいたいし

言える相手になりたいし

言える場を、世界を広げていきたい。



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