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子育ての話。

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無理なく、でも最大限の「私らしい子育て」を実践中。
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教員が苦しくなった理由

私は二人の子どもを出産し 35歳のときに 育休から学校現場に復帰しました。 育児と両立しながら働くことが初めて。 また復帰と同時に 新しい職場(学校)へ異動もあり 出張の多い研修も重なって いろんなところでヒーヒーしてました。 でも、目の前の子どもたちには 私の状況は関係ない。 物理的に時間はないけれど 質は落としたくなかった。 また、5クラスの学年で 子育てしながらの同世代が4人。 私が一番年上。 ヒーヒー言ってる カッコ悪い自分でもいたくなかった。 でも実際

ラジオで教育を語ってきました!

FM GUNMA子育て番組「かかあデンパ」 でぐんま教育キャラバンのお話をしてきました! ぐんま教育キャラバンて? 元教員でなぜこの活動を? 教育って?人を育むって? 今後思い描いていることは? 短い時間でしたが ガーっと話してきました!笑    改めて原点に立ち返ると 子育てを通して 「人が育つ」ということへの視野が広がって 100点をとれること 静かにいい姿勢で話を聞けること 運動会で揃った演技ができること それをゴールに指導している学校に そんな狭い教育を

親のエゴ?

小2の息子。 毎朝決まった時間に 自ら出発するようになった。 担任の先生が合っていて クラスの友達が大好きで 理解力が高まり、学習もまあ順調で 朝のドッジボールが何より楽しみ。 図書バッグと プールバッグと 水筒と 重い荷物を背中と両手と首に下げて 玄関でギューとハグしてから 息子の中で踏ん切りつけて 出発する。 2年生になって 学校がいやな場所じゃなくなった。 先生、お友達のおかげ。 でも、 行きたくない場所ではなくなったけど 行きたい場所ではない。 行き

つい子どもに圧をかけてしまう

少し前の話。 うちの娘、すごいなーって思ったことがありました。 教育現場での 子どもたち同士の関わり方で 「ピア サポート」というのがあります。 ピア=仲間 サポート=助ける つまり、ピア サポートは 「仲間と助け合う、励まし合う」ということです。 体育で走っている子を 「がんばれー」「もう少しだよー」と応援したり 班活動で 「上手だね」「一緒にやろう」など 助け合いながらみんなでやり遂げたり そんな関係性の中 みんなで成長していく もちろん教師も一緒に 理

休日の体験から、「教育ってこういうことか」と思った話。

土曜日 地元で活動を続けている 私の母のコーラス隊のイベントを 子どもたちと楽しんできました♪ 60〜90代の方々と一緒に 歌って、動いて、笑って、 時に子どものアイデアを採用してくれたり 可愛がってもらい、とっても喜ばれて お互いに満ち満ちた時間になりました。 その日の夕方は 地元高校主催のサッカー体験⚽️ スポンサーの銀だこ目当てではあったけど笑 中学生や高校生と触れ合ったり 周りの上手い子たちに刺激されてがんばってみたり コーチの熱い指示で走りまくったり これ

「学校に行かない」に向かいつつある今

最近、娘の行き渋りが、また強くなった。 行き渋り4年目。 本当にいろんな方に出会って いろんな角度から助言や支援いただいて フリースクールや市の適応指導も活用して いろいろ通(とお)ってきて あえて今年は学校との連携を強め 娘の意向も聞きながら 学校に居場所をつくれるようにと 奔走している。 そりゃー全部思うようになんていかない。 特にいろんな人がいる学校。 だからこそ そういうところに目をつむったり 折衷したり 乗り越えられる人にもなってほしい そんな親側の願い

「好き」と「得意」を仕事にするとは

最近、娘とよく話します。 学校のことを聞きたいのもあるし 言語化が上手になってきたから私も楽しいし 娘も楽しんでいるのが伝わってくるから。 昨日もお風呂で娘とお喋りしました。 「おかあちゃんと話すの楽しくて  熱いけど出たくないよー」 って言ってくれました。 そして 「だって、おかあちゃん  想定外のこと聞いてくれるから  おもしろいし  喋りながら自分でも自分のことが  よくわかるようになるんだよね」 お〜〜!! それを感じて言語化できる 9歳すごっ!と思っ

娘の行き渋りからみえた、より良い教育への鍵。

我が家の行き渋りっ子ちゃんの最近。 行き渋りに向き合って4年目。 学年の最初はいつも調子が良く 4年生になってからも ゴールデンウィークが明けてからも 順調って見えていました。 その流れが変わったのがこの時。 この後は 何も言わずに行く時もあれば 体調不良でお休みする時もあって で、今朝は玄関で 「行きたくない〜」 ってなりました。 行きたくないけど、行ってるんだろうな とは思っていたけど 今朝は顕著だった。 聞いてみると 「校外学習がいやだ」 これまで

娘が「学校行きたくない」って言ってくれたからできたこと。

1年生の5月から小学校に行き渋り オルタナティブスクールと学校と 少し市内の適応指導教室と いろんな通い方をしてきた娘。 4年生になってから 休まず25日間学校に通いました。 これまでのいろいろはこちら↓ それなりに安心しながら楽しんでいたように思う。 時々 「学校行きたくないーー!!」 と朝元気にさけんでいた。 あくまで、元気に。笑 けど行くことを続けた娘。 だいぶ充電切れてきたなぁ と思っていた最近 今日は「行きたくない」とボソっと言った。 元気でなく、

行きしぶりっ子、1ヶ月休まず学校に行ったよ!

昨日は小学校で保護者面談でした。 これまでも投稿してきましたが 現小4娘は、小1のときに行きしぶりが始まり オルタナティブスクールと学校、両方に通う登校スタイルを 3年間続けてきました。 (小3の3学期だけはスクールと適応指導教室) そんなこんな、3年間いろいろ考えて行動して 行きつ戻りつして 新学期は学校からのスタートと決めた娘。 できる限りのことをしようと思い 始業式の日に校長室面談させてもらい そして4月は休まず登校しました。 娘が安心して過ごせる場所・人・時

宿題って必要??〜完結編〜

宿題って必要か、否か、 私の考えを書いています。 前回の記事はこちら。 教員時代は当たり前に宿題を出していました。 毎日のチェックが大変すぎる、とは思っていたけど みんなやってるからやるのが当たり前で常識で 「そういうもん」としか思ってなかった元教員です。 それから、子どもが小学校に上がり、 何事にも意欲・理解力・実践力のある娘が 学校には行きたがらないし、宿題やりたがらないってことで 「学び」とは?と考えるようになって 宿題は意味がない そう思うようになったことを

宿題って必要??

宿題の有無について 教育を考える人たちの中ではよく話題にあがります。 まだほとんどの学校で当たり前に宿題はあるけれど 少しずつ なくすorあり方を改める 方向に 動いているように感じます。 嫌々やっても実にならない 「学び」ってもっと他にある 家庭の負担 チェックする先生の負担 私もいろんな理由があって、 なくしていいんじゃないか、と思っていた。 でもまた少し考えが変わってきたのが最近。 私は教員だったので、宿題を出していた側です。 その当時は、宿題を出すことは当

働き方も子育ての悩みも、ピンチをチャンスに!

子どもたちの行きしぶりに向き合ってきて4年目。 先日、1週間元気な「行ってきます」が聞けている、と書きましたが 2週目は危うい空気もありつつ?ですが 今のところ行っている状況です。 行きたくない理由は一つではないのですが 娘を見ていて、またいろんなお子さんの話を聞いて 感じるのは 学校では「自分のまま」でいられないことに 苦しさがあるなぁ、と。 授業では やりたくないな、つまらないな、と思っても 「やりなさい」 「書きなさい」 「話を聞きなさい」 「先生の方を向き

「実は」困ってるのかもしれない

新学期が始まって1週間、 うちの子たちは、毎朝「行ってきます」と 自分の足で家を出ています! 当たり前のことかもしれないけど 我が家にとっては当たり前ではないのですー 小学校1年生の1学期から行きしぶり 民間のスクール×学校を選択してきた娘 そんな選択肢を知っているからなのか 行きしぶり遅刻でなんとか登校する弟 多様な学びを選択していい時代になってはいるし 子どものたちのおかげで得たものは大きかった けれど 3年間葛藤の日々だったなぁぁ それらを経て 今年はまた