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これからの教育を考える。

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元教員で、フリースクールと学校のハイブリッド登校をする小学生を持つ母が、教育を考え続けています。現在活動中の「教育で繋がる会」「ぐんま教育キャラバン」のイベント告知や開催報告も載…
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#教員の働き方改革

娘の行き渋りからみえた、より良い教育への鍵。

我が家の行き渋りっ子ちゃんの最近。 行き渋りに向き合って4年目。 学年の最初はいつも調子が良く 4年生になってからも ゴールデンウィークが明けてからも 順調って見えていました。 その流れが変わったのがこの時。 この後は 何も言わずに行く時もあれば 体調不良でお休みする時もあって で、今朝は玄関で 「行きたくない〜」 ってなりました。 行きたくないけど、行ってるんだろうな とは思っていたけど 今朝は顕著だった。 聞いてみると 「校外学習がいやだ」 これまで

本音を言えてますか?

みなさんは、 本音 で生きられてますか? 私は元教員、 教育をより良くしたいと活動もしていますが 学校の先生って なかなか本音でいられない という現状があるなぁと思います。 「子どもたちのため」 という大前提があって そのために日々走り回っています。 いろんな子がたくさんいる学校 何が起こるかわからない。 どうしても自分のことは後回しに。 そしてそこには 保護者もいるし 学校の決まりや文化もあるし 地域とのつながりもあるし 教育委員会のご指導もあるし さらには

忙しいときこそ、「時間整理」してみよう

「教員 新年度」と検索すると 「新年度の準備は大丈夫?」 「準備すべきこと」 とたくさんの情報が出てきます。 先生の新年度はほんと大変。 クライアントさんの中に、小学校の先生がいらっしゃいます。 勤務先の学校が変わって やはり4月当初はすごく疲れた様子でした。 そんな中、セッションをして ご自身の軸や進むべきルートを再確認して 「やる気が出てきました!」と言ってくれたことは 以前にも投稿しました。 仕事も子育ても自分一人のことじゃないから なかなか思ったようには

先生の働き方について、chatGPTに聞いてみた

私: 学校の先生が「仕事が回らない」原因はなんだと思いますか?先生個人の問題と、システムや社会の問題との両面から5つずつ教えてください。 私: 上記の状況を踏まえ、先生たちの仕事が円滑に進み、充実した教員人生にしていくための解決策は何ですか?長期的な策と、5年後には達成できる策を、先生個人の問題とシステムや社会の問題の両面からそれぞれ5つずつ挙げてください。 私: 上記の解決策の中で、優先順位の高いもの上位2つを、個人の問題、システム・社会の問題のそれぞれで教えてください

宿題って必要??

宿題の有無について 教育を考える人たちの中ではよく話題にあがります。 まだほとんどの学校で当たり前に宿題はあるけれど 少しずつ なくすorあり方を改める 方向に 動いているように感じます。 嫌々やっても実にならない 「学び」ってもっと他にある 家庭の負担 チェックする先生の負担 私もいろんな理由があって、 なくしていいんじゃないか、と思っていた。 でもまた少し考えが変わってきたのが最近。 私は教員だったので、宿題を出していた側です。 その当時は、宿題を出すことは当

働き方も子育ての悩みも、ピンチをチャンスに!

子どもたちの行きしぶりに向き合ってきて4年目。 先日、1週間元気な「行ってきます」が聞けている、と書きましたが 2週目は危うい空気もありつつ?ですが 今のところ行っている状況です。 行きたくない理由は一つではないのですが 娘を見ていて、またいろんなお子さんの話を聞いて 感じるのは 学校では「自分のまま」でいられないことに 苦しさがあるなぁ、と。 授業では やりたくないな、つまらないな、と思っても 「やりなさい」 「書きなさい」 「話を聞きなさい」 「先生の方を向き

教育のボトルネックを解消したい。

みなさん、観ました? NHKで放送された 『学校の"みらい"〜不登校30万人から考える』 やっと録画を見始めました〜 (実家で録画したため、まだ全部みれてない) 教育を見直していこうって人たちと 話すことが多いけれど まだまだ少数派なのかなって思っていました。 でも、こうしてNHKで放送されるってことは 本当にそっちに動き出そうとしているんだなと 私の中の希望の割合が増え、ワクワクします✨ まだ集中してみられてないのだけど 私たちがよく話している内容が そのまま放映

大人の「良かれと思って」は子どもを幸せにするのか?

昨日は校則をなくした西郷先生の講演会へ。 今日は「子どものウェルビーイング」のオンラインフォーラムに参加。 どちらも今の自分のど真ん中にくるお話で、 メモが止まらなかった。 時間がなくてまとめられず残念だけど、 簡単にいうと、 子どもが幸せであるかどうか が何より、何より優先されてほしいということ。 勉強ができる、できない 話が聞ける、聞けない 忘れ物がある、ない ルールを守れる、守れない 教員も親も どうしてもわかりやすいそれらのことで 子どもに声をかけてしま

苦しかったのは「自分らしさ」とのギャップ

昨日は、教員を退職したのは 仕事と育児の両立が難しかったから・・・ という切り口で書きました。 だけど、根本的にはそこじゃなくて、 仕事でも家庭でも役割が増え 時間的・精神的に余裕がなくなり、 自分らしくいる 自分が自分でいる ということができないことがいろんなところに支障をきたしているんだということも書きました。 特に私は、若手のうちはまだいいにしても 中堅と言われるようになってからは、 ちゃんとした教員でいよう できる教員でいよう あの先輩みたいに威厳があって

私が教員を辞めたくなった時。

私は2019年3月に14年勤めた小学校教員を退職しました。 個人的に知ってる方、相談にいらっしゃる方、 教育の対話会をして、SNSを見ていて、 「しんどいな」と思っている先生 「辞めたいな」がちらついている先生が多いです。 実際辞めている先生も多い。 このままじゃ教育界ほんとにどうなっちゃうんだろう。 学校の外からできること、やっていかなくては。 それで、私も思い返してみると、 「しんどい・辞めたい・もう無理かも」 そう思うタイミングが幾度かやってきていました。

先生の「自分らしく」と「最高のパフォーマンス」を応援したい!

2023年も今日で終わり。 今年は言語化コーチとして 内に眠っているものを言葉にして 魅力や才能を再発見するお仕事をしながら 子どもも大人も幸せになれる教育・学校を 実現できないかと模索して 活動やご縁を広げていく年でした。 そして、12月に入り、 吹っ切れたことが一つあります。 先生のコーチになりたい! これはずっとずっと思っていたことだったけど、 そこに踏み出せなかった。 なぜなら、 教員としての自分に✖️をつけていたから。 年度途中で担任を降りたような私

心のゆとりのために、時間を整理しよう

この度、 マスタータイムコーディネーター になりました! 元々時間管理が得意なわけではなく むしろ時間に追われるタイプの人間。 時間さえあればいろいろできるのに 時間は私を制限するもの! 時間は敵! そんな意識から 誰にも等しくある24時間。 その時間を味方につけて、 望む人生をつくるために上手く使っていく! という意識をインストール&実践しました。 教員時代は、残業が当たり前。 やりたくて、そうしていたわけじゃない。 要領も悪いし、能力もない… と自分を諦め

自分らしくいることが難しい世の中。

嘘のない自分でいたい 誰も悪者にしたくない これ、私の大切な価値観です。 けど、嘘をついちゃうときもある。  自分の気持ちとは違うけど相手に合わせるとか 自分を盛って見せるとか、棚に上げるとか 嬉しい!と素直に言えないとか また、誰かを悪者にしてグチグチ言っちゃうこともある。 今は学校や教育のこととか 家族に対してとか 大切な価値観なのに、 それと反対のことをしてしまう。 実はそれって、けっこう心にダメージを負う。 本当の自分じゃない自分を表現してしまうと 自

先生が叶えたい教育とは?

教育、今すごく変わってきています。 コーヒーショップもスーパーも 自分の好みで選べますが、 感覚や価値観に合うかどうかで、 学校も行く、行かないを選べるようになってきました。 いち保護者としては、それで救われた。 子どもに合うところで成長していってほしい。 安心したら、その次、 より良くなるといいなって願いが出てきました 私は元教員。 教員目線で学校を見てしまうのだけど、 そうすると、 本当にそれでいいのか? 今のままでいいのか? どうしても拭いきれないものが