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これからの教育を考える。

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元教員で、フリースクールと学校のハイブリッド登校をする小学生を持つ母が、教育を考え続けています。現在活動中の「教育で繋がる会」「ぐんま教育キャラバン」のイベント告知や開催報告も載…
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#大人の学び直し

「豊かな人生」って?

今日夫とそんな話をしました。 教育の活動をしているけど、その原点は 私自身が生き方・働き方で行き詰まって 人生を考え直したことにあります。 安定した収入があり マイホームがあり 結婚して子どもがいて 時々旅行に行けて それが豊かな人生だと思って 築いてきたけれど それには 「多少なりとも自分を犠牲にして働く」 ってことが付いてきてしまって 私はかなり犠牲にしちゃうタイプで キャパオーバーもオーバーで ついに立ち行かなくなってしまった。 我慢、妥協、諦め、 自分に

学校は変わらない?それとも変わる?

先日、ある方とお会いしてお話をしたんですが、 学校教育に関して熱くなってしまいました。 どちらかというと、反発したい気持ちが出てきて、 だから余計に、私はやはり教育に携わっていく人間なのだなと 改めて自分の思いを強くしました。 その方との出会いは、お仕事の依頼を受けて、という形だったのですが、 教育・子育てにお互いに熱い想いがあるのを知っていたので、 それを語り合ったんです。 その方は、お子さんの不登校がきっかけで、 ご自身の子育てを考え直してこられ、 そして母親教育を

自分をとるか?子どもの育ちをとるか?

今月はコーチングを学ぶ月間にしています。 コーチングの原則として、 「答えは相手の中にある」 なので、 相手を誘導したりコントロールしようとしたりしない。 その人自身が本来もっている力で、前に進んでいくのをお手伝いする。 「教育」とまったく同じなのです。 自分の足で歩いて行けるようになることが、ゴール。 「子育て」も同じですね。 手とり足取り教わらないとできなかったり、 そもそも何がやりたいのかがわからなかったり、 あまり関わり過ぎると自立を削いでしまい兼ね

子育てはオーガニック

先日、家族で那須に遊びに行ってきました。 木々に囲まれて、空気も澄んでる、 空間もたっぷり余白がある。 猿にもたくさん遭遇しました。 普段はタブレットに夢中になりがちな子どもたち。 親として見ていて気持ち良くはない。 デジタルネイティブな感覚はわからないから 何が正解かもわからないし、 明らかにやって伸ばしてるものもあるし、 逆に視力は落ちてるし、 付き合い方難しいわぁといつも思うけど、 でも、 自然の中に放たれると それはそれで夢中になって遊ぶ。 岩と倒

大人の学び合いの場、始めます!

2年前から、小さく始めた教育で繋がる会。 これまでは、教育に関する悩みや考えや本音をシェアする場をつくってきました。 先生、保護者、地域の立場を越えて みんな同じように感じていたんだね、 そう考えればいいのかぁ、と 心が解れ、安心し、心強くなり、また一歩踏み出せる そんな時間になっていました。 しかし、今年に入り、 想いをシェアするだけじゃなくて、 もう一歩二歩進みたいと思うように。 子どもたちの成長は待ったなし。 もっとできることがあるんじゃないか? ということ

不確実な時代を生き抜く力とは。今日も登校をしぶった娘から学んだ。

登校しぶりネタが続いています。 毎日向き合っています。 小3娘、今日も登校しぶり。 やっぱり1回休んじゃうと行きづらいんだよね。 友達に「なんで休んだの?」って言われるのが嫌だと言ってた。 それを言う気持ちもわかるし、言われて嫌なのもわかる。 でも今日は、また別の言葉が出てきた。 「自分が情けないんだよ・・・」 そうだったんだ。 それ以上は深く突っ込まなかったけど、 その気持ちも痛いくらいわかる。 たぶん、になるけど、 みんなと同じようにできない自分を、 なんで私は