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これからの教育を考える。

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元教員で、フリースクールと学校のハイブリッド登校をする小学生を持つ母が、教育を考え続けています。現在活動中の「教育で繋がる会」「ぐんま教育キャラバン」のイベント告知や開催報告も載…
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#多様性を考える

今、教育を問い直そう。

教育とは? 学校のあるべき姿とは? 子どもたちが毎日過ごす学校。 1日8時間。 この場所でたくさんのことを 学び吸収してきている。 それが社会に出た時に その子を支えるものであってほしい・・・! 増え続ける不登校 先生不足 ICTやコミュニティスクール 先生の働き方改革 教育支援センター オルタナティブ・フリースクール 学びの選択肢 学校教育は過渡期であり 先生も行政も保護者も地域も みんな奮闘中。 だけどまだ、 各地で点・点でしかなかったり 体制が整ってな

はみ出すことを恐れない

背中押されました。 教育研究家の妹尾昌俊さんの記事。 佐賀県庁職員の円城寺雄介さんの著書『県庁そろそろクビですか?「はみだし公務員の挑戦」』(小学館) を話題にしてのブログ。 以下引用です。 ここからは私の話。 はみ出したい自分もいる。 でも悪目立ちはしたくない。 教員を辞めてから、その葛藤をずっと繰り返してる気がします。 でも、はみ出すことが目的なんじゃない。 その先にあるより良い未来、社会のために 手段としてはみ出すってことなんですよね。 公務員魂(と言って

大人も子どもも、凸凹を活かしていこう!

昨日、元教員で現在はフリースクールを経営する方と インスタライブをしました。 いろんな話が出たけども、 そこでお互いにそうだよねーってなったのは、 大人も子どももみんな凸凹だよね ってところ。 個性とか、その人らしさとか、 そういうところが伸びていくこと そういうところを活かして役に立っていくことが その人にとっても、社会にとってもいい。 つまり、元々の凸凹を活かすのがいい。 だって、元々持ってるものだもんね。 それが個性であり才能の源だもんね。 今はすんなりそ

教育への想いシェア会を開催しました!

多様性が大事。 それはわかってるけど、ずーっと、 多様ではなく画一な世界観で生きてきた私なので、 それを自分に馴染ませることに苦労しました。 いや、まだ苦労しています。 息子がドレスで登園してたのも 娘が学校に行かない選択をしたのも 今でこそ、 それぞれの中から湧き出るものが素晴らしい そう思えるようになったけど、 本当にそんなことして大丈夫? 白い目で見られない? 迷惑かけない? 将来に支障ない? そんな自分の中の反論と戦いながら、でした。 でもやっぱり、 こ

一人前であることを求められる社会

フリースクール×学校の ハイブリッド登校をしている小3娘。 学校の日も登校しぶりはあって 3時間めからとか給食からとかが多い。 自分にとってちょうど良い加減で 選べるようになってきた。 すごいことだ。 それが今週は毎日朝から登校。 なせならば、松葉杖生活になったから。 その経緯はこちら。 松葉杖で登校した初日は とっても不安そうだったけど、 階段の上り下り 給食の支度に片付け 靴の脱ぎ履き 配り物 何にしても友達が手を貸してくれる。 それがとても嬉しいらしいの

みんなが行きたくて仕方ない学校って、あるかな?

私は、2021年に「教育への想いシェア会」を始めました。 この会の背景としては、 学校に行けない・行かない、いわゆる不登校の子たちの居場所や学びの場が少なかった2年前、このままでいいのだろうか?と同じように悩んだり考えたりしている方と繋がり、語らう場が欲しかったというのがあります。 そしてこの2年の間で、そのような子たちの居場所が増え、認知されるようになり、また、出席認定もされるようになりました。 学校も教育委員会も、世の中も、時代に合わせて変化していったのです!

フリースクールと学校を両輪にする娘の「給食費・教材費」について

新学期が始まりましたね〜 娘は新3年生、息子は新1年生。 娘は、1年生の5月からフリースクールに通い始め、 週2回のスクールと週3回の学校、そんなハイブリッドな登校スタイルを選択しています。 学校はだいたい3か4時間目からの登校でした。 3年生ではどうなるか? 1クラスなのでクラス替えはなく、 担任の先生は変わった。 6時間授業が増えた。 理科社会英語などの教科が増えた。 専科の先生も変わった。 よく関わってくれた養護の先生、校長先生も変わった。 教室は1階から2階

【不登校ぎみ娘の母&元教員】学校の「評価」「通知表」について考える

小3になった娘、 フリースクールと学校のハイブリット登校をして3年目になる。 娘も親も学校も、関係性を温めながら、 娘に会った方法を模索した結果、定着してきた。 順調になった今だからこそ、 今年はもうすこし踏み込んでこちらの要望も伝えていこうと 整理しているところ。 前回は、「給食費と教材費」について思うことを書いた。 今回は「評価」について。 家庭に知らされる我が子の評価としては通知表がある。 娘、2年生3学期の学習面は、「オール真ん中」だった。 この評価に、うー

【YouTube配信】子どもを真ん中に置いたとき、大人としてどう在るべきか

今日はYouTubeのご紹介です。 私は元教員でもあり、 娘が不登校気味でもあることから、 教育をみんなで考えて、もっと良くしていこうと思い、「教育で繋がる会」をつくりました。 その活動の一つとして 教育について語るYouTube配信をしています。 今回は、市議会議員さんをゲストに迎えお話していったのですが、 やはり話の中心は、 ======= 大人がどう在るか ======= ということ。 動画の中でも言っているのですが、 子どもたちは伸びる力を持っている

授業がイヤだという娘への信頼が増した。学校は生きる力を育むツールの一つ。

冬休みに入ってしまいました。 が、前回の続きを書かなくてはと、重い腰を上げて、執筆しています。 (ちゃんとしたい人) 一つ前の記事で、 小2娘の授業参観に行き、授業がイヤだという娘の気持ちの理解が深まった、 ということを書きました。 娘と共により良い未来をつくっていくためにも、 なんとなくの理解ではなく、ちゃんと理解できて、一歩前進した感覚があります。 これってすごく大事なこと。 でも、肝心の授業の内容まで触れられなかったので、今日はそれを。 学校や先生を否定するつ