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これからの教育を考える。

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元教員で、フリースクールと学校のハイブリッド登校をする小学生を持つ母が、教育を考え続けています。現在活動中の「教育で繋がる会」「ぐんま教育キャラバン」のイベント告知や開催報告も載…
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#学校の先生

自分の気持ちを無いことにするしかなかった

今私が教育のフィールドで活動する原点、 それは、 自分らしさ溢れる学校に変わっていってほしい という切なる想いです。 ということは、今は、 自分らしくいられない学校 だと思っているということ…なんですよね。 その人次第ってところではあるけど、 でも簡単にはいかない。 自分のままじゃいられない そのままでいちゃいけない 全体のルールがまず優先 周りに気を配ることがまず大事 自分の言いたいことやりたいことはちょっと我慢して まずこのやるべきことをやりましょう あなた

正解のない時代を生きていく力

教育は、20年後、30年後の想像もつかない未来を生きる子どもたちのためにある 私の教育観の根っこにある言葉です。 もうすでに、今、すごいスピードで世界は動いています。 いろんな課題に対して、 どう感じ、何を考え、どんな仮説を立て、 どうアクションをしていくか、 それをトライ&エラー、エラー&ラーンで繰り返していくことで、 状況を改善していける力が必要。 じっくり考えてる暇もなく、 考えながら動くって言われています。 つまり、エラーは当たり前。 だけど、学校で出され

ただ「こなす」だけの仕事、勉強、宿題、やめよう。

今日、自分の名刺をキャンバでデザインして発注しました。 人生初名刺。 教育での活動を進めていく上で 名刺が必要だなと思う場面が増えてきて 作ろう作ろうと思いながら なかなか手をつけられず… もういい加減やらなきゃと重い腰を上げた。 だいたいこういうのって 肩書きのところで迷うんです。 自分で事業をつくってるからこその悩み。 でも今回は、これでいこうって決められた。 お渡しする人たちを思い浮かべ 今やっていること やりたいこと 目指したいこと 自分の良さがより発揮

お願い。忙しい「だけ」の仕事をやめよう。

年末から「学校・先生のゆとりのために」というテーマで考えています。 もう既存の範囲、やり方では行き詰ってます。 根っこから変えていかないと・・・そんなふうに思う今日この頃。 そんな中、現役の先生方とやりとりさせていただいていて、 「教育のDX化」の話題になりました。 2.3年前から文科省もDX化に力を入れて 私の住む県にもDX推進リーダー・アシスタントが配置されていました。 これだけデジタル社会の中、まだまだアナログ感満載な学校。 先生が手でやっている採点、評価、印

自分を、子どもを、枠の中に収めてはいないか?

昨日、コーチングの講座を受けた。 とてもとてもよかった。 特に印象的だったのが、 「ノミのジャンプの話」。 ジャンプ力のあるノミを箱の中に入れて蓋をすると、 蓋の高さまでしか跳べなくなってしまう。 再び蓋を開けても、本当は跳べるはずなのに、 蓋までの高さしか跳べないまま。 私もこれまで何度も聞いたことがあったのだけど、 私がやりたいのはまさにその部分だ、と改めて強く思った。 本当はジャンプ力があるのに、 蓋にぶつかった痛みを覚えてしまい、 もう痛い目をみたく

先生が叶えたい教育とは?

教育、今すごく変わってきています。 コーヒーショップもスーパーも 自分の好みで選べますが、 感覚や価値観に合うかどうかで、 学校も行く、行かないを選べるようになってきました。 いち保護者としては、それで救われた。 子どもに合うところで成長していってほしい。 安心したら、その次、 より良くなるといいなって願いが出てきました 私は元教員。 教員目線で学校を見てしまうのだけど、 そうすると、 本当にそれでいいのか? 今のままでいいのか? どうしても拭いきれないものが

学校に行く、一番の動機になるもの。

金曜日。 今日は小3娘はフリースクール。 小1息子は学校。 娘はルンルンで準備。 一緒に朝ごはん食べながら聞いてみた。 私:やっぱりフリースクールだと、行きたい!の気持ちなんだね。 娘:うん!そうだよーー!! まあでも、昨日の学校の話も聞いてると、 宿題もちゃんと提出できて、相談室も上手く利用しつつ、 理科の種まきを遅れたけどやって、思っていたテストも実施され、 なんだかんだ思うようにいったらしい。 そして弟だ。 姉がルンルンでフリースクールに行くのを見て、 どうす

みんなが行きたくて仕方ない学校って、あるかな?

私は、2021年に「教育への想いシェア会」を始めました。 この会の背景としては、 学校に行けない・行かない、いわゆる不登校の子たちの居場所や学びの場が少なかった2年前、このままでいいのだろうか?と同じように悩んだり考えたりしている方と繋がり、語らう場が欲しかったというのがあります。 そしてこの2年の間で、そのような子たちの居場所が増え、認知されるようになり、また、出席認定もされるようになりました。 学校も教育委員会も、世の中も、時代に合わせて変化していったのです!

我が子の完璧主義は、私が育ててしまった

今日は朝から登校していった子どもたち! と言っても、スッキリしたものではありませんでした。 昨日はこんな感じで・・・ 給食まで家にいて、2人して目一杯遊んでいました。 私たち夫婦もフリーランスで自宅にいるとは言え、 全部に付き合ってはいられなくて、どうしたもんかなと思っています。 でも、話の流れで、翌日(今日のこと)は朝から行くってことになっていました。 そして今朝。 いい調子で、2人ともご飯を食べて、準備していました。 娘は、珍しいことに、鉛筆も全部削って 「