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お願い。忙しい「だけ」の仕事をやめよう。

年末から「学校・先生のゆとりのために」というテーマで考えています。

もう既存の範囲、やり方では行き詰ってます。
根っこから変えていかないと・・・そんなふうに思う今日この頃。


そんな中、現役の先生方とやりとりさせていただいていて、
「教育のDX化」の話題になりました。

2.3年前から文科省もDX化に力を入れて
私の住む県にもDX推進リーダー・アシスタントが配置されていました。

これだけデジタル社会の中、まだまだアナログ感満載な学校。

先生が手でやっている採点、評価、印刷も
学校間の教材やカリキュラム等の共有も
学校にいかない選択してる子の学習機会も

いろんな面で進化する!
ものすごく希望に満ちている施策だと思った。


のだけど…


県の教育DX推進センターのサイトを見てみたら
これを予算かけてやっているの・・・?
と思ってしまうような内容で💦

文科省から下りてきて、教育委員会もおそらく全理解する間もなく担当者を決めて、現場に下ろして、現場教員が時間を費やしてやってる。

ただ「やってる事実」をつくってるだけで
完全に形骸化してるように感じてしまった。

これがどの分野でも起きていて、先生の多忙化の原因の一つになっているんじゃないかと思います。


私は10年も前ですが道徳教育推進リーダーになって、
だけど名ばかりで、大きくは推進できなかったのを思い出しました。

それなりに道徳のこと研究して深めて、
でもそれが子どもたちに還元されるほどにはなかなかならない。

だってそれまでの業務にプラスαでやってるんだから。

出張が増えて、校内での伝達事項や研修が増えて、報告書類の作成が増えて、、

結局やることが増えて、子どもにじっくり向き合う時間が減って、
質を上げるどころか下がってしまう、の悪循環だなと思いました。


その先に子どもの存在があるか?
未来をよりよくするためのものになっているか?
誰の、何のための仕事なのか?


その一番大事な部分が感じられないことが
違和感であり、虚無感でした。



仲間と共に、ぐんま教育キャラバンを立ち上げ、
まずは学校の多忙化解消に関して要望書を出すために動いていこうと考えています。

何人かの先生にお聞きしたら、たーくさん問題点が見えてきて、
やはり抜本的に変えていかないといけない時なんだなと思いました。
また、各地でいろんな先駆的な取り組みがなされているのも教えてもらいました。


学校の忙しさに関して、みなさんはどのように感じてますか?
また、みなさんの地域では何か取り組まれていますか?


いろんな問題が絡んでいるので、
どの視点でアプローチしていったらいいのか難しく…

感じていること、知っていることがあったら、
ぜひ教えていただけたらうれしいです!🙏


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