マガジンのカバー画像

これからの教育を考える。

101
元教員で、フリースクールと学校のハイブリッド登校をする小学生を持つ母が、教育を考え続けています。現在活動中の「教育で繋がる会」「ぐんま教育キャラバン」のイベント告知や開催報告も載…
運営しているクリエイター

2023年11月の記事一覧

子育てはオーガニック②

娘のお弁当に、 ほうれん草の醤油パスタ作ったんですけどね、 根が太い これはオーガニックの八百屋さんで買った。 この間スーパーで買ったのは もっとひょろっとしてたのを思い出した。 どんな土に植っているのか どんな環境なのか 生産者さんがどんなふうに関わるのか 想像ですけどね、 ほうれん草が我が家のまな板に来るまでを 無意識にイメージしていた。 そして、我が子は、教育は、と想いを馳せた。 植物の育ちと子どもの育ちをいつも関連づけてしまう。 以前もこんな記事を書い

枠を取っ払って考えよう!

学校はこういうところ 勉強、学びってこういうもの っていう「枠」を少なからず私たちはもっています。 でも、本当は、 目の前の子どもたちに何が必要かを考えて それを手渡す努力をしていきたい。 今ある枠を取っ払って、 学びとは何か? 学校とは? 生きる力とは? 今社会・世界で求められる力って? それを考えることが必要。 そして、 私たち一人一人にできることは何か? 一人一人の自分ゴトに落とし込んでいくことが もっと必要。 そんな、既存の枠を取っ払って、 語りたい

「学校に行きたくない」いったい誰が悪いの?

今日は小3娘が学級閉鎖、 小1息子は何だか行きたくないってことで、 二人とも家にいます。 息子に休む理由を聞くと、 わかんないって言う。たいてい。 そこを何とか言わせてみても、 表面的な、というか、取り繕った言葉で返ってくる。 そりゃあそう。まだ6歳。 その言葉にもちろん真実も含まれてるけど、 どうしても、私の都合のいいように解釈することになってしまう。 でも、今日は、そんな話の流れではなかったけど、 ふと本音を漏らした瞬間があった。 聞かれたから答えたんじゃなく

「幸せな生き方」とは。

教育で繋がる会 「学びのシェア会」を開催しました! 第一回目、ゲストは佐藤健友さん。 東京品川&オンラインで子どもも大人も集い学べる「探究横丁」という場を開いていらっしゃる方です。 今の日本、幸福度も自己肯定感も低いというデータが出ています。 「そんな中、どう生き、どう幸せになっていくか?」 そんな問いかけから始まりました。 びっくりしたのは、 健友さんの教員時代の実践。 「教えない授業」 です。 1時間、すべて子どもたちによって進められる。 それを時々ではな