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これからの時代の生き方・働き方

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教員を退職して、地方移住して、我が子の不登校に向き合って、起業して、教育の活動をして、実際にこれまでの生き方・働き方をアップデートする行動をしながら見えてきたものを書いています。
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#仕事について話そう

教員から起業へ一歩踏み出せたきっかけ

タイトルはこうですが 私は起業をおすすめしたいわけでも 辞めることをおすすめしたいわけでもありません。 どちらかと言うと、 勢いで辞めるとか、職を変えるとか ましてや起業するなんて (起業って簡単に始められるけど、継続は大変です) よっぽどのことがない限りおすすめしません。 相当な覚悟と、入念な将来設計とがあって 自分の状況と心と行動が一致した時にはGOですけどね。 自分でその道を辿っておきながら、 でもその道を辿ったからこそ、そう思うのです。 という前置きをして、

過小評価も過大評価もせず、自分にできることを淡々と

昨日、イベントに呼んでいただき 「教員から起業した人」 ということでお話してきました。 その話のことはまた後ほど書くとして、 登壇後の交流会でのたくさんのご縁! それがすごかったのですーー 起業を考えている現役の先生 居場所づくりされている方 子どもたちの未来のために開業された方 インクルーシブ教育に関心のある方 などなど そして、 ママさんやスタッフさん向けにお話してください とお声がけいただいたり フリースクールで運動系のワークショップ できそうですね、な

仕事って?私らしい働き方って?

先日「改めて自己紹介」を書きました。 教育の活動をやっていながら 人生やら生き方働き方やらよく語っているし いったい私は何がしたいんだって 見てくれている人のためでもあり 自分自身のためにもまとめたかったんです。 それで、こちらnoteでは書いてすぐに出せたのだけど インスタでも投稿しようと思っていて だけど、インスタ発信にブロックがあったのですよ。 インスタは、5年前からのアカウントで だから、教員を休職するちょっと前からやっていました。 その当時から繋がってい

改めまして自己紹介

教育の活動をやっていて 自分の講座をやっていて 私は何者なのか、改めて自己紹介します! 宮尾多希(かずき) 1982年群馬県桐生市生まれ 小学生2人の母 埼玉大学教育学部卒業後、小学校教員として14年勤務 幼い頃から活発でなんでもやりたがり。 勉強も運動もよくできて、何かと代表に選ばれ活躍していた。 自信はある反面、 人様にみじめに思われてはならないって観念が強く 失敗しないように、バカにされないように 都合の悪いことは隠すように生きてきた。 教員になってからは特に

教員を辞めてよかったなと思ったこと。

教員を辞めてよかったなと思ったことの一つに、 世の中を広く見られるようになったことがあります。 特に、教員として欠如していたなと思うのは、 経済学的視点。 経済学のけの字も学んでないので 全然違うかもしれないのですが、、 何をやるにも、必ずコストがかかる。 これは「お金」という狭い意味ではなく お金、時間、労力、手間、思考、精神的なものまで 必ず何かと引き換えにしながら動いていきます。 公務員は、要望に応えるのが仕事みたいなところがあって だから、これは先生の業務なの

忙しすぎて、つい息子に言ってしまった・・・

3月に向けて、見事にいろんなことが重なって、 だいぶアタフタしています💦 昨日の夜は 急遽イベントチラシを修正する必要が出てきて 夕飯食べながらLINEして 食べ終わってPCに向かって たまたまインスタLIVEの日付が間違ってるのに気づいて 訂正の画像作って、すぐさま投稿して PTAのLINEも入ってきて返信して そしてチラシの修正かけて 送って… 大変だったけど、そこまではいい 自分で今やると決めてやってるから だけど、 そうやって焦りの気持ちで動いていると あれ

「認められたい」が出てきたら

みなさんは、「認められたい」って気持ち ありますか? 私はまぁまぁ強い方で。 教員時代は周りの先生たち、 出産してからはママ友、 起業してからは同じく起業してる人、 の活躍している姿や堂々と持論を語ってる姿を見ると、 うらやましくもあり、 私も何かで認められたい、という気持ちをもっていました。 (もっていましたというか、今でもゼロではない) 道徳の指導担当に任命された時、 えっ、この私が指導するんですか?という自信がない気持ち半分 私も専門をもって活躍できるかもし

忙しくなると、「私って雑用係なの?家政婦なの?」思考におちいる。

教員時代も、個人起業してからも、 忙しくなるとよくおちいるんですが、 私って、雑用係なの?家政婦なの? みたいな感覚。 1歳3歳のときなんか、 仕事して、家事育児して、それだけでもう本当に時間がない! キャパも200%でやってる感じで すごく苦しかった。 一生懸命やってる。必要だと思うからやってる。 けど、 誰のため、何のためにやってるの? こんな人生にしたかったんだっけ? すべてがいやになる時が来るんですよね。汗 このイライラ、モヤモヤした感じ、大きらいで

苦しかったのは「自分らしさ」とのギャップ

昨日は、教員を退職したのは 仕事と育児の両立が難しかったから・・・ という切り口で書きました。 だけど、根本的にはそこじゃなくて、 仕事でも家庭でも役割が増え 時間的・精神的に余裕がなくなり、 自分らしくいる 自分が自分でいる ということができないことがいろんなところに支障をきたしているんだということも書きました。 特に私は、若手のうちはまだいいにしても 中堅と言われるようになってからは、 ちゃんとした教員でいよう できる教員でいよう あの先輩みたいに威厳があって

仕事と育児の両立って、意外と簡単かも!?

私は、なぜ教員を退職したか? それを聞かれた時に、よく 「仕事と育児の両立に苦しんで・・・」 って答えることがあります。 いろいろ大変だったけど、表層のわかりやすいところを言うと、 そこがまぁ大きかったかなと思うから。 確かに、そうだった。 んーー、でも、それだけじゃない。というのが本当のところ。 私は、コーチングで、その人らしさ、その人だからこその価値を引き出し、発揮する人生へと導くお仕事をしていますが、 クライアントさんも最初は仕事と子育ての両立に悩んでいて

辞めたら自由になれると思っていた。

仕事を辞める選択をする人が増えています。 一生安定と言われた公務員を手放す人も多い。 私も元教員。 辞めないにしても、多様な働き方をしている人を見る機会が増えたし、 政府も企業も推進しているくらいだから。 「場所や時間に縛られずに」とか、当時はめちゃくちゃ憧れたなーー 私が辞めた頃はまだここまで露出がなくて ほんの一握りって感じだったけど それからたった5年でこれだけ多くなった。 ってことは、ここからまた数年で一気に変わってくるでしょうね。 でも、タイトルにもありま

私が教員を辞めたくなった時。

私は2019年3月に14年勤めた小学校教員を退職しました。 個人的に知ってる方、相談にいらっしゃる方、 教育の対話会をして、SNSを見ていて、 「しんどいな」と思っている先生 「辞めたいな」がちらついている先生が多いです。 実際辞めている先生も多い。 このままじゃ教育界ほんとにどうなっちゃうんだろう。 学校の外からできること、やっていかなくては。 それで、私も思い返してみると、 「しんどい・辞めたい・もう無理かも」 そう思うタイミングが幾度かやってきていました。

自分の気持ちを無いことにするしかなかった

今私が教育のフィールドで活動する原点、 それは、 自分らしさ溢れる学校に変わっていってほしい という切なる想いです。 ということは、今は、 自分らしくいられない学校 だと思っているということ…なんですよね。 その人次第ってところではあるけど、 でも簡単にはいかない。 自分のままじゃいられない そのままでいちゃいけない 全体のルールがまず優先 周りに気を配ることがまず大事 自分の言いたいことやりたいことはちょっと我慢して まずこのやるべきことをやりましょう あなた

教育現場に必要なこと、それは・・・

今日は教職員組合の方との談話会だった。 退職された方も含め、教員という立場の人たちと、教育に関して何かできないか?と考える母たちとの談話。 学力状況調査の歴史や今現在、 またICT活用の実態あたりがテーマだった。 学力調査の結果が公表されることで どうしても上を目指そうとする風が起きる。 調査のための事前対策=過去問を指導する時間、 私も「やるもんだ」と思ってやってきていたけど、 これは義務でも何でもないし 今思えば、 本当に子どもたちのためだったのか? そこに