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防音室とレコーディングの話。

はい、番外編。

これもコロナ全盛期にしてたこと。
濃さは番外の域超えてるけどな。


防音室制作

ちなみにもう解体したので、無い。
プライベートだから期間中は公開するつもり無かったけど、苦労の跡を残すために。
本当に大変だったので、ここに供養する事にした。

・設計図
捨てちゃった。(がんばって書いたのに…)

ちなみに全くの素人。
マイデスクはDIYしたけど、電ドラ持ってた程度。
もちろん手書き。CADなんか知るかよ

・材料
木とか木とか木(あとは割愛)

何を言っているのかわからねーと思うが
これほんの一部なんだぜ。


・壁をつくる
遮音シートと断熱材で防音&吸音。
隙間という隙間をコーキングで埋める事も忘れずに。

これを
こうして…
こう!!
(この時既に、彼の目には虹が架かるようになっていました)


俺の苦労3コマ!

腰を痛め、手首はスマホが持てないレベルの腱鞘炎になった。

ドア枠。(この頃1番カオスだね)

・内装
ネットでお勉強しながら、一番効率良さそうな有孔ボードを使った。(音楽室っぽいね)
費用を抑えるために色も全部塗ってる。

歌う時の気持ちが沈まないように色は白。
広く見せるための視覚効果でもある。

Auralexの吸音材と換気扇

当たり前だけど密室になる。
死んでもらっちゃ困るので換気には気を遣った。

・外観
先人達の防音室はネット上でいくらでも見つけられる。
木が剥き出しのやつとか、ビス打ちっぱなしとか用途によっても様々。

適度に緊張してもらうために、手作り感は極力排除した。
女の子だからってのもある。

スタジオっぽい気分になってもらうためにグレモンハンドル"風"を付けた。(本物は高いので代用品)

・完成!

完成!(大事なことなので以下略

中の様子は常にWEBカメラでモニターできる。
マイクだけは良いものを使って。
(NEUMANN U87Ai)

からの、のんの!
(最後にいたから捕まえた)

・Webカメラ

GIF 実際はもっと画質良いよ

・デスクまわり

私物で賄っているものも沢山ある。

こだわりポイントを挙げたらキリが無い。
とにかく最低限の設備と、綺麗な防音室を目指した。
こう見えて費用はかなり控えめ。天才。
来世は大工さんになるわ。

最初に色を塗ってもらった以外は、
全て僕一人で作った。

防音(吸音)の仕組みや、安全性を考えて1から勉強した。
やや吸音は強めだったが(リフレクションフィルターまでは必要なかったかも)、
素人にしてはよく出来た方だと思う。

全く知らない分野だったので、本当に疲れた。
2度とやりたくない。

でも、ここで録った歌がたくさんある。

レコーディング

(防音室思い出しただけで、吐き気と疲労感が…)

簡潔に…また気が向いたら書くね。。

作曲しかした事ない僕にとって、また別の分野。
こちらも独学ながら、たくさん勉強した。
むしろこっちの方が大変だったかもしれない。

歌い手の様子も伺いながら、本当に神経を使う。
人それぞれ性格も違うし、
得意な子もいれば、苦手な子もいる。

日が昇る頃には、いつもぐったりしていた。

そんなに録ってない感覚だったけど、
気付けば50曲を軽く超えていた。

僕が担当した曲はポートフォリオにまとめたので、暇な時に覗いてみてね。
良くなったところも、きっとあるはずだ。

以上は僕が過ごしたほんの一部だ。
少しは、伝わったかな。

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