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【健康は資産 PART3】健康という資産を運用する方法の最適解を紹介しマッスル。(YouTube原稿)

◆はじめに


「この食品がいい!」とか、
「この運動がいい!」とか、
最近は、
「健康」という森における木を見過ぎている人が多い気がします。
それって、
投資における「この株買えば儲かる!」って言ってるのと一緒ですからね。
投資経験者の方はいかにこの言葉が危ないかわかりますよね?
つまりそういうことです。

◆この動画の概要


◇参考文献紹介

こんばんは!和希です!
それでは本日も早速動画の内容に入っていきましょう!
今週の動画の参考文献はコチラです!

2022年9月27日にダイヤモンド社さんから発行されました、
加藤明さんと寒竹泉美さんによる『幸せになる、健康資産』です!
本日でパート3!最後になります!

◇参考文献概要

参考文献の概要につきましては、
いつもと同じように概要欄に載せておきますので、
本書について気になった方は、
ぜひ概要欄をご覧ください!

題『幸せになる、健康資産』
著者 加藤明/寒竹泉美
価格 1,760円税込
企画協力 橿村義治
編集協力 稲田敏貴
発行所 ダイヤモンド社
頁数 261頁

『幸せになる、健康資産』奥付及び裏表紙から引用

◇本書を紹介する理由

そして、
今回本書を紹介させていただこうと思った理由なんですが、
コチラはパート1の動画で紹介しておりますので、
このパート3の動画では割愛させていただきます。

もし、
なぜ私が本書を紹介しようと思ったのか、
という疑問が気になる方がいましたら、
そちらはパート1の動画をご覧ください!

◆健康という資産を運用する最適解

◇この動画で紹介する内容

そして、
今回このパート3の動画で紹介させていただくのは、
パート1・2に引き続き、
本書の第1章である「健康という資産を運用する」の内容の総括と、
本書で紹介されている「健康という資産を運用する」最適解になります!

いよいよ本日で、
この【健康は資産】のシリーズもラストですね!
いやー、このシリーズはメチャクチャ楽しかった!笑

というのも、
このシリーズでは何度もお伝えしているように、
私の仕事は整体師とパーソナルトレーナーなんですが、
そこで培ってきた健康に対する認識というのが、
本書を読んでいると間違っていなかったと実感できますし、

なにより、
それを皆さんに紹介できるというのが、
本当にとても嬉しく思います!

今の世の中、
誰もが発信することのできる時代なので、
かなりおっかなびっくりな健康情報が飛び交っているのが現状です。

「この食材は健康に良い!」とか、
「私はこれで健康になりました!」とか、
「これを食べると早死にします!」とか。

もうほんとね、
違う違う、そうじゃ、そうじゃな〜い!
って感じよ。笑

まずはこの動画で紹介させていただく、
「健康という資産を運用する」最適解を身につけていただき、
その力をもとに自分自身で学び・考え、
自身の健康を適切に運用していただければと思います!
自分の健康は自分で責任を持ちましょう!

◇あなたの健康を阻む4つの間違い

ではまず最初に、
パート2の最後で紹介させていただいた、

「なぜ、人は健康という資産に投資しないのか?」

という疑問の解答に対する解説をさせていただきます!
そもそもその解答というのは次の4つでした!

  1. 病気は年寄りのもので、まだまだ考えなくていいと思ってしまう

  2. 体のことは難しいから勉強してもわからないとあきらめている

  3. 考えるのが怖いから、病気になってから考える

  4. 医者がなんとかしてくれると思っている

そして、
これらの解答というのは全て間違っているというのを、
前回の動画の最後にお伝えさせていただいたかと思います!

ではどこが間違っているのでしょうか?
次はその疑問をひとつひとつ丁寧に解説していきましょう!

まずは一つ目の、
「病気は年寄りのもので、まだまだ考えなくていいと思ってしまう」
についてですが、
本書の中で礼文は、
この考え方の間違いを次のように述べています。

「はい、残念でした。老化は生まれたときから始まっています。健康への投資は早ければ早いほど、小さい努力で大きなリターンを得られる。たとえば、アルツハイマー病の対策はいつから始めるといいでしょうか」
(道雄)「早ければ早いほどっていうからには、50代とか?」
「ブッブー。アルツハイマー病の原因物質は40代から溜まり始めているというデータがある。つまり40代より前から行うのが効果的」

『幸せになる、健康資産』P.33-34から引用

引用中で述べられていた、
「健康への投資は早ければ早いほど、小さい努力で大きなリターンを得られる」
というのは、
まさしく投資の原則でいう「時間を味方に付ける」という考え方に則った、
運用方法と言えることができます。

次に二つ目の、
「体のことは難しいから勉強してもわからないとあきらめている」
についてですが、
本書の中で礼文は、
この考え方の間違いを次のように述べています。

「難しい資格試験や複雑な業務や経済の勉強はできるのに?」
(道雄)「それとこれとは全然違う。どう考えても俺は医学部に受かる頭はないし」
「別に患者を治すほどの知識はいらない。基本的な体の仕組みを理解するだけだ。自分の体で何が起こっているのかは、世界経済を知るより簡単だと思うけど」

『幸せになる、健康資産』P.34

そうなんですよね。
基本的な体の仕組みを理解するのなんて、
意外と簡単なんですよね。
というのも皆さん、
中学校の生物や家庭科の授業ですでに一度習っていますからね。
大人になった今であれば理解できないわけがないんですよ。

そして三つ目の、
「考えるのが怖いから、病気になってから考える」
についてですが、
本書の中で礼文は、
この考え方の間違いを次のように述べています。

(道雄)「病気になって考えるのでは遅いって言いたいんだろう?」
「そう。今の最新の医学でも治せない病気やけがはたくさんあるし、そもそも治せても、元通りの健康体になるわけじゃない。体力が奪われ、体は傷ついていく。人間、誰しも年を取るし、病気になるし、最終的には死ぬわけだけど、健康という資産をいつまで持たせたいか、それを考えていない人が多すぎる

『幸せになる、健康資産』P.35

私の知り合いに若い頃にかなり無茶な生活をしていたという方がいるんですが、
その方は慢性腎臓病を患ったことで現在は人工透析をしており、
週3回は必ず病院に行かなければいけない体になってしまいました。

もちろん若い頃であれば、
ハメを外して楽しみたい気持ちはわかります。
ですが、
それは限りある健康という資産を、
湯水の如く浪費しているということです。
それを決して忘れないでください。

最後の四つ目の、
「医者がなんとかしてくれると思っている」
についてですが、
本書の中で礼文は、
この考え方の間違いを次のように述べています。

(道雄)「でもそれ普通だろ?医者は、それが仕事だし」
「ブッブー、不正解。医者は健康の専門家じゃありません。病気の専門家ではあるけどね

『幸せになる、健康資産』P.36

そもそもですが、
病院に行く方というのは、
基本何かしらの体調不良を抱えているので病院に行くかと思います。

つまり、

医者はその体調不良を引き起こす病気を治す専門家であっても、
健康な人の健康を維持させる専門家ではない、

というのが本書の意図しているところになります。

◇健康という資産を運用する最適解

パート1からパート3にかけて、
大変長くなってしまいましたが、
これで本書『幸せになる、健康資産』の第1章、
「健康という資産を運用する」の内容は以上になります。

いやいやメチャクチャボリューミー。笑
これでも結構端折った方なんですけどね。

そして、
この「健康という資産を運用する」という章で、
健康に対する間違った認識を理解された皆さんは、
ようやく次に進むことができます。

それが、

健康という資産を運用する最適解を理解する

です!

いよいよこの【健康は資産】のシリーズも大詰めです!
このシリーズでは、
この健康という資産を運用する最適解をご紹介させていただき、
幕引きとさせていただければと思います!

それでは早速紹介していきましょう!
心の準備はよろしいでしょうか?
本書の中で礼文は、
健康という資産を運用する最適解として、
次の3つの力を挙げています。

  1. 健康に対する自分の判断基準を育てること

  2. 細胞レベルで体の仕組みを理解すること

  3. 遺伝子から考える

まず一つ目の、
「健康に対する自分の判断基準を育てること」についてですが、

これは、
「誰々先生が言っているから正しい!」や、
「あの有名人が効果があるって言ってた!」というような、
他人の判断基準に惑わされないようにするために、

自分の「科学の物差し」を鍛えるということを意味しています。

この物差しを当てれば、
その健康情報が間違っているのか、
それとも正しいのかを見分けることができる、
そんな物差しを鍛えることがまず一つ目です。

次に二つ目の、
「細胞レベルで体の仕組みを理解すること」についてですが、

これは、
どの栄養素がどんなふうに体に使われているのか、
薬がどういう仕組みで風邪や病気に対して効くのか、
外敵が侵入したときにどうやって体が守られているのか、
という体の仕組みについて、
細胞レベルで知っておく必要があるということです。

一見難しいように感じるかもしれませんが、
このご時世アニメや漫画などで細胞の働きを解説しているものもあります。
そして、
その作品たちはメチャクチャわかりやすく作られています。
特にTVアニメの『はたらく細胞!!』は必見かと思いますね!

学ぶ場は整っています。
あとはあなたの理解したいという意欲だけです。

最後の三つ目の、
「遺伝子から考える」についてですが、

これは、
近年革命が起こった遺伝子研究によって、
私たちの体は様々な「遺伝子」の働きによって、
均衡を保っているという考え方からきています。

この遺伝子における研究分野を「エピジェネティクス」と言いますが、
この「エピジェネティクス」が、
これからの健康の最前線の考え方になっていくのは、
本書を読んでいると痛感させられる事実かと思います。

遺伝子の働きがどのように私たちの健康に寄与しているのか?
これを知らない人は、
間違いなく健康の本質を見逃している人かと思います。

◆おわりに


いかがでしたでしょうか!

今回【健康は資産】のシリーズで紹介させていただいた、
本書『幸せになる、健康資産』の第1章「健康という資産を運用する」の内容と、
その健康資産を運用する最適解である「3つの力」は、
本書における骨格となる考え方です。

そして同時に、
本書の入口でしかありません。

このシリーズでは紹介しきれませんでしたが、
本書は本当に面白い内容が盛りだくさんです!

特に、
先ほど紹介しました「エピジェネティクス」という遺伝子の研究分野は、
本当に面白い研究分野で間違いなくこれからの「健康」というジャンルにおいて、
最前線の考え方になっていく研究分野だと感じています。

ぜひ本書『幸せになる、健康資産』を読んで、
あなたの健康情報をアップデートしてください。

自分の健康は自分で責任を持ちましょう。

それでは、
この動画が面白いと感じた方は高評価!
また、
次回の動画を見逃さないように、
チャンネル登録もよろしくお願いします!

では、
また次回の動画でお会いしましょう!
さようなら!👋

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