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【上半期小説ベスト3】個人的に心震えた小説第1位を発表しマッスル。(YouTube原稿)

はじめに


くだらない雑談の中に。

この動画の内容


こんばんは!和希です!
今回の動画は、
2022年の1月から6月までに読んできた小説の中で、

「これはみんなにぜひおすすめしたい!」

という作品を、
私の個人的な見解に基づき、
「第1位から第3位まで選出して、そのうちの第1位を発表させていただく!」
という内容になっています!

ちなみに、
第3位・第2位の作品に関する動画は、
すでにアップされていますので、
まだご覧いただいていない方は、
そちらの動画もチェックしていただければと思います!

この作品発表の後には、
その作品について、
次の2つの観点から解説をさせていただければと思います。
今回は作品の構成上、
第3位・第2位と違い「本作品の中で特に好きなエピソード」は、
省かせていただきますのでご承知おきください!

  • 本作品を選出した理由

  • 本作品はこんな人におすすめ!

それでは、早速作品の発表に参りましょう!

作品発表の前に


と言いたいところなんですが、
その前に2022年の1月から6月までに私が読んできた小説について、
少し紹介させていただければと思います!

ちなみに、
こちらの内容は、
第3位・第2位の内容でもお話しさせていただいた内容ですので、
「重複してるからもう大丈夫だよ」という方は、
作品発表までお進みください!

今回選ばれた作品は、
どのぐらいの母数から選ばれたのかわからないと、
皆さんいまいちピンとこないと思うので、
「これだけ読んだよ!すごくない!?」
という自慢も少し含めてお話しさせていただければと思います!笑

それでは、
私が2022年の1月から6月までに読んできた小説の冊数なんですが、
全部でざっと49冊になります!

いや、読んだね〜。
この画像作ってる時に、
つくづく思いましたわ。

読んできた小説の中には、
300ページほどの通常の単行本もあれば、
500ページを余裕で超えてくるスーパーベリーハードな単行本もありましたね…
記憶に残っているものだと、

  • 今村翔吾先生の『塞王の盾』

  • 馳星周先生の『月の王』

  • 桐野夏生先生の『燕は戻ってこない』

この辺りは、
かなりページ数がエグかったと記憶しています…
ん〜、
大変でした笑

そして、
今回の動画のテーマである

「上半期に読了した小説 第1位」

というのは、
この49作品の中から選ばせていただいた作品ということになります!
なので、
私の個人的な見解で選出させていただいた第1位ですが、

「49作品中の第1位」

と聞くと、
かなりのおすすめ作品であることが伝わるかと思います!

それでは前置きはこのぐらいにさせていただいて、
ようやく作品発表に入らせていただければと思います!

上半期オススメ小説 第1位


それでは、
2022年の1月から6月までに読んできた小説49作品中、
これは皆さんにおすすめしたい!と思えた、
とても素晴らしい作品 堂々たる第1位は…

ドゥルルルルルルルルルルル

…ダンッ!(セルフドラムロール)

コチラ!

講談社さんから2022年3月28日に出版されました、
南杏子先生の『アルツ村』です!

拍手!

この作品はマジでヤバかったです。
本当に考えさせられる内容だし、
特に最後のオチが本当に鳥肌もの。

本作品の概要

この動画をご覧いただいている方の中には、
本作品ははじめましての方がいらっしゃるかと思います。
なので、
本作品の概要をざっと箇条書きにして、
下の概要欄に記載しておきましたので、
もし気になる方がいましたら、
後ほどご覧いただければと思います!

  • タイトル:『アルツ村』

  • 筆者:南杏子

  • 価格:1,870円税込

  • 出版社:株式会社講談社

  • 発行者:鈴木章一

  • 発行日:2022年3月28日 第1刷発行

  • サイズ:単行本

  • ページ数:379ページ

  • 出版形態:書き下ろし

  • 内容:長編

本作品のあらすじ

そして、
簡単にはなりますが、
ざっと本作品のあらすじも紹介させていただければと思います!



夫の暴力から逃れて、
幼い娘を連れて家を出た主婦の明日香(あすか)。

夫から奪った車で夜道を走っていると、
後続の車に煽られ事故を起こしてしまう。

朦朧とした意識の中、
なんとか娘の無事を確認した明日香は、
事前に把握していた近くの集落を目指すも、
集落の外に張り巡らされていた鉄柵に触れた途端、
意識を失ってしまう。

そして、
目を覚ますと、
そこは知らない古民家の座敷だった。
さらに、
この家の主人は、
明日香のことを「なっちゃん」と呼ぶ。

次第に明日香はあることに気づき始める。
「この村には認知症患者しか存在していない」と。


今紹介させていただいたのは、
『アルツ村』における冒頭のあらすじのみなので、
ここからさらに物語は深みとミステリーを増していき、
最後には途轍もないオチが待っています。
ほんと、メチャクチャ面白いですよ。

本作品を選出した理由


本作の概要とあらすじの紹介はこのぐらいにさせていただきまして、
次に本作を第2位に選出させていただいた理由を、
お話させていただければと思います!

本作品を選出した理由はコチラ!

上半期で一番驚愕のラストだったから!

本作はこれにつきますね。
マジでメチャクチャ驚きました。
伏線がないわけではないんですが、
自分は全然気づかずメチャクチャ驚きました。(ちょっとアホ)

私自身、
かなりミステリーは好きな方なので、
2022年もさまざまなミステリーを読んできました。

このミス大賞を受賞した
南原詠先生の『特許やぶりの女王』や、
市川優人先生の『断罪のネバーモア』、
浅倉秋成先生の『俺ではない炎上』など、
あげればキリがないです。

そして、
本作はそのどれにも及ばないぐらい衝撃的なラストでした。
最後にある人物が主人公の明日香に放つたった一言で、
物語の設定が本当に全てひっくり返ります。

最初読んだ時は、
確か自室で一人で読んでいたんですが、
一人で「おぉ〜!」とか言って、
メチャクチャきもいリアクションしてたと思います。

本作品はこんな人におすすめ!


お次は、
私が感じた「本作品はこんな方におすすめ!」というのを、
紹介させていただければと思います!

私が感じた本作品がおすすめできる方はコチラ!

認知症の勉強&衝撃のラストを堪能したい方

先ほど紹介した衝撃的なラストを堪能したい方はもちろんなんですが、
本作は認知症の勉強をするのにもうってつけな作品だと思います!

というのも、
本作の著者である南杏子先生は、
内科医として働いている現役医師作家でもあります!

なので、
本作の中で登場する認知症の解説は、
大変勉強になります。

私自身、
現在祖母が認知症を患っているので、
その行動を把握するのに本作はとても参考になりました。

そして、
本作は世界一の認知症大国である日本の高齢者事情に、
「姥捨村」という視点でメスを入れる作品でもあります。

認知症への専門知識も深められ、
現在の日本の高齢者事情も理解できる素晴らしい書籍だと思います。

おわりに


いかがでしたでしょうか!

これ、
パート3なんでネタバレしますが、
実はInstagramで既に紹介していたランキングなんですよね。

YouTubeのネタを考えているときに、
「小説はどうやって紹介しようかなぁ」と悩んでいたら、
「テーマ別のオススメ小説紹介」がわかりやすいかも、
と思いまして、
「それならまずは上半期のベストだろ」
となり、
以前投稿したInstagramの内容をリサイクルさせていただいた次第になります。

まだYouTubeはじめて1ヶ月経ってないので、
暖かい目で見ていただければと思います。
日々試行錯誤の毎日ですわ。

それでは、
この動画が面白いと感じた方は高評価!
次回の動画を見逃さないようにチャンネル登録!
お忘れないようお願いします!

次回の動画でお会いしましょう!
じゃあね!

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