【朗読】『クリスマス・キャロル』チャールズ・ディケンズ【第1章】

この投稿は青空文庫の『クリスマス・キャロル』を朗読して作成しております。

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▼物語の概要(Wikipediaから引用)▼
主人公は、エベネーザ・スクルージという名の初老の商人。冷酷無比、エゴイスト、守銭奴であり、人間の心の暖かみや愛情などとはまったく無縁であった。『スクルージ&マーレイ』という名の事務所を構え、事務員のボブ・クラチットを薄給で雇い、血も涙もない、強欲で、金儲け一筋の商売をしていた。
スクルージにとってクリスマスの季節は、得にならないことをして浮かれる馬鹿げた人々を目にする不快な日々であった。それに、クリスマス・イヴは共同経営者であったマーレイが亡くなった日でもあった。マーレイがなくなって7年になるクリスマス・イヴの日、スクルージは、恵まれない人々への寄付を募りに来た紳士たちに「(恵まれない奴らは)牢屋や救貧院に入ればいい」「(恵まれない奴らが死ぬことになれば)余分な人口が減って丁度いい」と言って追い返し、クリスマスに夕食をともにしようと誘いに来た甥のフレッドも追い返し、明日のクリスマスには休暇が欲しいという事務員のボブ・クラチットには休みを認める代わりに次の日は早く出勤しろと言う。
スクルージが家に戻ると異常なことが起きていることに気がつく。そして、7年前に亡くなったはずのマーレイが訪れる。マーレイの亡霊は、鎖につながれた姿となった自分自身を例として、生前の罪に比例して鎖が長くなると説明し、金銭欲や物欲に取り付かれた人間の死後は後悔ばかりの悲惨な末路となることをスクルージに諭す。友人であったスクルージが自分と同じような運命とならないようにするため、これから精霊がスクルージを訪れると伝えて、マーレイは消える。
スクルージのもとに、過去、現在、未来の精霊が順に訪れる。精霊により不思議な体験をさせられたスクルージは人生観を大きく変えていく。
夜が明けてクリスマスの朝を迎えたスクルージは精霊に見せられた悪夢のような未来を変えようとする。クラチット家に御馳走を贈り、人々に愛想よく挨拶し、寄付を募りに来た紳士たちに再会すると寄付を申し出、そして、甥のフレッドの家の夕食会に出向く。その翌日には、遅刻してきたボブ・クラチットを咎めないどころか給金を増やすと言い、さらに彼の家族への援助を決意する。
こうしたスクルージの変わり様を笑う人たちもいたが、スクルージは気にもしなかった。というのも、何かを変えようとすると最初は笑われるものだということを分かっていたからだ。やがてスクルージは「最もクリスマスの楽しみ方を知っている人物」と人々から言われるほどになる。

▼著者略歴(Wikipediaから引用)▼
チャールズ・ジョン・ハファム・ディケンズ(Charles John Huffam Dickens、 1812年2月7日 - 1870年6月9日)は、ヴィクトリア朝時代を代表するイギリスの小説家である。主に下層階級を主人公とし弱者の視点で社会を諷刺した作品を発表した。
新聞記者を務めるかたわらに発表した作品集『ボズのスケッチ集(英語版)』から世にでる。英国の国民作家とも評されていて、1992年から2003年まで用いられた10UKポンド紙幣に肖像画が描かれている。英語圏では、彼の本、そして彼によって創造された登場人物が、根強い人気を持って親しまれている。『オリバー・ツイスト』『クリスマス・キャロル』『デイヴィッド・コパフィールド』『二都物語』『大いなる遺産』などは、忘れ去られることなく現在でも度々映画化されており、英語圏外でもその作品が支持され続けていることを反映している。
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