日本修正
ジャニーズ事務所の性加害問題ひとつ取っても、
政治家の統一教会との繋がり問題ひとつ取っても、
悪いことをしていても、金と権力さえ持っていれば隠蔽できた時代。それがこの日本と言う国が辿って来た長い歴史なのだろう。
この国には、少し修正が必要だ。
多様性の時代なんて言われているが未だに、
「常識的には〜」
「倫理的には〜」
「世間一般的には〜」
とか何とか言って、誰かが誰かの足を引っ張る行為を、ある人は家庭でやり、ある人は職場でやり、ある人はオンライン上で会ったこともないちょうど石を投げやすい人に対してやる。今日もずっとその繰り返し。
社会は、常に誰かにとって都合が良いように回っている。オマエ自身も誰かの手の平の上で踊らされているだけなのだと気づかず、若しくは見て見ぬ振りをして。
表向きは、華やかで、先進国で、憲法9条に守られて「平和で自由な国」と言う仮面を被って着飾ったこの国も、いよいよ化けの皮が剥がれ始めている。
いま、この国は変わろうとしている。
ガタガタと音を立てて長年の歴史を重ねて来たモノが崩れ始めているようにも見えるし、なにか新たなる未知のモノが開拓されようとしているようにも見える。
続いてきたモノが思わぬ方向から来る衝撃で終わり、同時に新しいモノが動き出す。
ペリー来航のときも、幕末も、産業革命のときも、日本にはこのような空気が流れたのだろうか。
これを危機と取る人間とチャンスと取る人間とは、そいつ自身の日頃の行いの積み重ねが分けるのだろう。
もはや、この国に『本当の正義』なんてモノはない。
この国に『道徳』なんてモノはない。あるとしたらそれは、ただの一個人の『エゴ』だ。
さあ、どうする?
俺たちは何をする?
見本なんて無い。
だが、全て自由だ。
俺は日々問う。オマエに対して。そして、俺自身に対して。
俺の正義を決めるのは、俺。
オマエの正義を決めるのは、オマエ。
そして、その異なるそれぞれの集合体を『国』と呼ぶのだ。
国は、俺たちが作り出すんだ。
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