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怒られるうちが花といっていつまでも我慢していないか。怒りの感情の分別について。

怒られるうちが花という言葉がある。
言われるだけありがたい。言われなくなったら終わりだぞと。
期待されているが故に怒っているんだ。

と言っていつまでも我慢していないか。


いい怒られ方ってなんだろう。
私は、次につながるきっかけ・気付きを提示してくれることが良い怒られ方だと思う。 
一時的な感情をぶつけるのは怒っていない。発散であり、攻撃に等しい。

少し前に、嫌われる勇気という本がベストセラーになった。
この本では、怒りという感情に関して「人は怒りを捏造する」と表現されていた。
さっきまで怒っていたのに、電話が来ると声が変わる。
つまるところ怒りというのは存在しないんじゃないかと。


怒られると潜在的な恐怖が表面化し、客観的に物事を俯瞰することが難しくなる。
だが、ここで一歩離れた視点で相手の口調・言動に耳を傾けることができれば、怒りという名のアドバイスなのか、怒りという名の発散(攻撃)なのか分別することができる。

前者の場合は真摯に耳を傾け、自分から解決策や今後のあり方を聞こう。
そして自らを高めてくれるいい機会だと捉えよう。

後者の場合はその場をうまくやり過ごそう。適当とまではいかないが、程よい距離感を保って。

ここでもう一度聞く。
怒られるが花と言っていつまでも我慢していないか。
ゴミを分別するときは、ごみ自体を持って、
これは可燃ごみか?不燃ごみか?を考えてから捨てる。

このように、「怒り」という感情も複数の箱に分別して、放していけば心がもっと軽くなるし、自分の成長のチャンスになるんじゃないかなぁ。と。


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