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ボクとコーヒー
コーヒーを好きになってかれこれ5年くらい経ちました。それまではコーヒーは苦手でした。コーヒーだけでなく、ラテも紅茶もコーヒー牛乳もなにも飲めなかったのですが、ある時に出会った一杯のコーヒーからコーヒーの概念が覆り、すっかりコーヒーラバーとなりました。
これまでの僕とコーヒーとの関わりを振り返りながら、
これからを考えていこうと思います。
なお、ここではカフェ巡りとコーヒー巡りを以下のように分けています。
カフェ巡り:カフェに行って空間やケーキ等、付随するものを含めて楽しむことを目的
コーヒー巡り:カフェに行ってコーヒーを楽しむことを目的
━ 18歳 スターバックスでのアルバイト(2018.10)
学生時代はスターバックスでアルバイトをしていました。僕がコーヒーを好きになった最初の一歩は間違いなくスターバックスです。朝礼時にコーヒーを飲み、そこからシフトに入るのですが、最初は嫌々飲んでいたのを覚えています。コーヒーに対しての憧れはあったものの、どうしても飲めなかった。今思えば、コーヒーが飲めなかったのに入社できたのも不思議な話。
━ 19歳 モテたくてカフェ巡りを始めた(2018.12)
大学生になると周りの女性がカフェ巡りをしているストーリーズをよく見るようになった。カフェ=おしゃれという認識で、僕もおしゃれにみられたい、もっと言えば会話のきっかけになるために、カフェにいる自分にアイデンティティを感じ、カフェ巡りをするようになった。そんな不純な動機から始めたカフェ巡り。
最初に行ったのは今はもうなくなってしまったロフトにあるVillageCafe。
ブルーベリーのタルトをB612で撮っていた(懐かしい…)
当時出始めた「カフェ男子」の最先端だ!と自負しながら色んなカフェを巡っていた。
━ 19歳 浅煎りスペシャルティコーヒーに出会う(2019.4)
そんなこんなでモテるためにカフェ巡りをするようになり、インスタグラムにも投稿していたのだが、スタバの2つ上の先輩にコーヒーショップに連れて行ってもらった。何度か誘ってもらっていたが、相変わらずコーヒーは飲めなかったので、ハードルの高さを感じていた。それでも、一回行ってみてダメならダメ!の気持ちでトライ。常識変わるから!お金出すから!(大事)
1回でいいから!と言われ一緒に行った。
この一杯が僕がコーヒーラバーになったきっかけ。
そこで飲んだコロンビアの浅煎りに衝撃を受けた。
なんだ!これは!コーヒーじゃない。
これまでコーヒーが飲めなかったのが噓のように、喉からコーヒーの液体が通っていくのが信じられなかった。僕が浅煎りスペシャルティコーヒーに出会ったコロンビア。思い出深い1杯です。
━ 19歳 少しずつカフェ巡りからコーヒー巡りへ(2019.4~)
変わらずカフェ巡りをしていたが、少しずつコーヒーも頼むようになってきた。行くお店の基準もこれまでは空間が素敵で、写真が撮れるお店を中心に選んできた。そこから美味しいコーヒーが飲めるお店を第一基準にするようになった。
━ 20歳 自分で器具を購入して抽出をするようになった
お店でコーヒーを飲むようになってからコロナ禍も重なり、自宅でもコーヒーを飲みたいと思うようになり、抽出器具を購入。
物を集めるって楽しい。やっぱり好きになるものには収集癖がある。
ちなみに一番最初に買ったコーヒー器具はエアロプレス(笑)
━ 22歳 カメラを購入(2022.9)
念願のカメラを購入しました。
SNS上で見る方たちの写真が綺麗で、自分も色んな写真を撮ってみたい!と思い購入。特に撮る目的は決めていませんでしたがある時期をきっかけに、「人」を撮りたいと思うようになり、コーヒーにまつわる「人」=バリスタを撮るようになりました。
今になって当時の写真を振り返ると構図も色味も全然違う。
たくさん撮って、見て、学んで変わっていくんだなということを実感しています。これからも全国のコーヒーショップ、バリスタのみなさん、たくさん写真を撮らせてください!!!
ー 23歳 間借り人編集部にジョイン(2023.2)
2023年2月に東海地区の間借り情報を発信する間借り人にジョインしました。これまで個人のnoteで発信をしていましたが、インタビュー・取材を通して読んでもらうための発信活動をするようになりました。また、イベントも定期的に開催しており、間借りを通して挑戦する人たちのサポートをしていきたいと思っています。
文章で伝えるって難しい。
━ 23歳 コーヒーイベントに出店する(2023.5)
間借りで活動している方を取材するようになり、いつしか自分も出店してみたいと思うようになり、出店する機会をいただきました。イベントを主催し、準備をする難しさはありましたが、それを超える達成感がありました。
イベント出店の経験から、自分とコーヒーとの関わり方について深く考えるきっかけになりました。僕がコーヒーを淹れ、提供する側ではなく、撮る・書く方にシフトしていったのもこの経験があったから。
━ 23歳 カッピングを始める(2023.9頃)
個人のSNSの発信や間借り人でのインタビュー・ライティングを通して、もっとコーヒーを表現する幅を増やしたいと思い、カッピングを始めました。定期的にカッピングセミナーに行くようになり、コーヒーの表現の幅の広さに驚くとともに、味を正確に評価できるようになりたい!と思うようになりました。課題がたくさん。ひとつずつ学びながら習得していきたい。
━ 24歳 Good Coffee CREWになる(2024.2)
個人のSNSの活動を通して、コーヒーのメディアに携わりたいと思うようになり、ご縁があってGood Coffee CREWにならせていただきました。まだ1投稿しかできていませんが、全国のコーヒーラバーやコーヒーショップのバリスタとの交流を深めていきたいと思っています。
先日、阪神梅田本店で開催されたGOOD COFFEE FESTにお手伝いという形で参加させていただきました。国内外のトップロースターが集まるコーヒーの''Fest''。全国のバリスタとの交流やイベントができるまでなど本当に多くのことを学び、大変貴重な経験になりました。
コーヒーを好きになってから色んなお店に行くようになり、色んな方と出会うことができました。バリスタに目の前で淹れてもらい、抽出や色んな話を教えてもらううちにどんどんハマっていきました。自分でも器具をそろえるようになり、休日の朝は一杯のコーヒーを淹れてから一日をはじめるようになりました。
コーヒーとの関わり方は人それぞれだと思います。
お客さんという方もいれば、バリスタ、生産者(農家)、焙煎士、器具を作る職人。自分は、写真や文章を通してコーヒーやそこで働く人たちのことを伝えたいと思うようになりました。
色んなお店を巡りお話したり、イベント出店をしたりするなかで僕はバリスタとして働く彼ら(彼女ら)に最大限の敬意を払いながら
こう思うようになりました。
一杯を淹れることを突き詰めるよりも
一杯を味わうことを突き詰めたい。
そして、目の前の一杯に至るまでの過程や
コーヒーに携わる方を写真や文章で表現したい。
ありがたいことに、バリスタの友人や、週末に出店する方、いろんなお店に行く方などコーヒーを通して出会ったバラエティに富んだ友人がいます。僕は僕なりにコーヒーと向き合いコーヒーを表現していきたいと思っています。
多くの喫茶店があり、モーニング発祥と言われるこの地で、
スペシャルティコーヒーを普及することには大きな意味があると思っています。スペシャルティコーヒーがもたらす感動と、コーヒーの可能性を僕なりに表現し、僕にしかできない手段で伝えていきたいです。
いつか名古屋で全国のスペシャルティーコーヒーショップが集まるイベントを開催するのが僕の夢であり、目標です。
その夢・目標のために今後も活動を続けていきたいと思います。
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