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還る場所があるということ。

先日、何気なく自分の過去のnoteの記事を読んでいた。
日々悶々と過ごす日常に、
解決策の見いだせない悩みに、
過去の自分は向き合っていた。
そして、自分なりの「解」を見出していた。


悶々とする日常で、時にどこかに塞がりたくなる時がある。
そんな時に還る場所が必要になる。
僕にとっての還る場所のひとつが自分のnoteであり、過去の自分である。

当時の自分は、今、自分が考えていることを記したに過ぎない。
今の自分を助けようとこれっぽっちも思っていなかった。
でも、気づいたら過去の自分に救われている自分がいたんだ。


どこかに還る場所。
それは物質であり、空間であり、自分の手で触れることができるものだと思っていた。
でも、時に自分の言葉に還ることがあるんだ。ということを学んだ。
還る場所があるという安心感は何事にも代えがたい。


【還る】限定的な表現に用いられる表記で、多くの地点を経由したり、様々な過程を経て、根源となるところへ戻ることに用いる。

今はまだ多くの地点を経由している感覚がある。
日々思考と試行を繰り返し、多くの地点を経由している感覚がある。
いずれどこかのタイミングで、気が付いたら根源となる場所に戻っていることに気づくんだろう。
環状線に乗っていても廻っている感覚はないが、気づいたら同じ駅に戻っていたような感覚に近いのかな。
その時に戻った根源は同じ景色なのか、一段上がった景色なのか、はたまた全く別の景色なのか。


ひとそれぞれの還る場所へ。

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