上馬さんこんにちは①

それは、今から6年前のことです。

おそらく仕事の帰り道だったのでしょうか。

当時住んでいた駅前の大型ショッピングセンターの中の新刊書店で、私は1冊の本をレジに運びました。

その本の「はじめに」には、こんなことが書いてありました。

私たちの言いたいことは、「信じなさい」でも「聖書に従いなさい」でもありません。「教会に遊びに来てみて!」です。

「上馬キリスト教会の世界一ゆるい聖書入門」
講談社、2018年、8ページ

また、こうも書いてありました。

むしろこの本を読んで「キリスト教って素晴らしいな! 信じよう!」とか思う方がいらっしゃったら、私たち、全力で止めます。「早まるな! もう少し他の本を読んだり、ちゃんとした神父さんや牧師さんの話を聴いてからでも遅くないから!」と言います。

同書3〜4ページ

私はこの本をひととおり読んで、膝を打ちました。
これはいい! 自分がやりたかったのはこういうのだと。

教会で小さな挫折と成功を経験した年に、この本と出会ったのも、何らかの意味があることだったのでしょうか。

私にとって、上馬キリスト教会(以下、上馬さん)のファーストインプレッションは、それが1番最初だったのです。

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