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まずは自分のこと(家庭環境やらADHDやら)その1

はじめまして。

まず最初に自己紹介がてら、自分のことを書こうと思います。

小学校の途中までは、割と順調な暮らしでした。家が自営で多少裕福だったこともあり、制服を着て私立のカトリック系の学校へ通う毎日。2つ上の姉も一緒でした。

しかし好景気の時代はどこへやら、平成のバブル崩壊によって父の会社は倒産します。家族四人を支える父として、そこはなんとか男としての意地を見せてほしいものでしたが、元々二代目社長として努力を知らない男の限界は早かった。何を思ったか父は極道の世界に足を踏み入れてしまいました。

完全な構成員ではない、カタギと極道の中間的な立ち位置。具体的に何をしていたかは知りませんが、その半端は立ち位置こそが彼という人間を象徴していると言えなくもないと思います。

そしてやはりそんな生活がマトモに続く訳はなく、両親が離婚という結論に至ったのは自分が小学4年生の頃でした。幸いにも母の実家は都内にアパートを経営しており、姉も含めた家族三人は住む家には困りませんでした。

母も頑張って介護の資格を取り、学費を捻出してくれたのは感謝しかありません。しかしここでも問題はありました。祖父は祖母と結婚し、母を含め二人の子供がいましたが、30年以上も妾を囲い二重の家庭生活を送るしょうもない男でした。それを知りつつも気丈に振る舞う祖母の姿、そして慣れない仕事で時には泣きながら帰宅する母の姿を見て育った私は、結果として女性に対して優くあらねばならないという強い信念を自然と身に着けた気がします。

父とは月に一度、外で会う関係が何年か続いていましたが、父の様子が少しずつ変わっていることに、幼かった自分は気づかないふりをしていました。

書いているうちにすごく長くなりそうだったので、続きはまた次回。

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