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心理学を活用して自分らしく元気に!!④モチベーション

今回は、目的に向かう意欲を起こし、維持していく機能である「モチベーション」について取り上げてみようと思います。

モチベーションは日本語で言うと「動機付け」と訳され、「内発的動機付け」と「外発的動機付け」の2つがあるといわれています。

内発的動機付けとは、金銭を得るためとか、誰かに褒められたいという動機付けではなく、「強い興味や好奇心・探求心」といった自分の内側から発生するモチベーションです。

一方、外発的動機付けは、報酬や賞賛を得ることを目的とすることなど自分の外部から発生する動機付けで、「高い報酬が欲しいから働く」といったモチベーションです。

内発的動機付けは、子供がゲームに熱中するように誰かから強制されたり、ご褒美がもらいたくてやっていたわけではなく、その行為自体に興味を持って集中し、その過程で「楽しい」という感情を得られる動機付けです。この内発的動機付けによって生みだされる成果は非常に大きいとされています。

それに対して外発的動機付けは、その行為自体ではなく報酬や賞賛、強制や罰則など外部からのモチベーションですので、この動機付けから生まれる成果は、内発的動機付けに劣るとされています。

社会で生きていくためには、報酬を得て生活を維持することや、規則に従って罰則を受けないように行動するなどといった、外発的なモチベーションで日々を過ごすことが多いですが、ときには、自分の内側から沸き起こってくる「純粋な好奇心・探求心」にも目を向てみてはいかがでしょうか?

外発的動機付けと内発的動機付けの2つのモチベーションを上手く組み合わせることで、より自分らしい高いパフォーマンスを発揮することができ、充実した仕事や生活を送れるのではないかと思います。

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