機動戦士ガンダム 水星の魔女 21話感想 ミオリネとスレッタの対比が印象的。キャリバーンとは?
本日は、6月11日に放送&配信されたアニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』
第21話の感想を書いていこうと思う。
ペトラの生存
まず、先週の第20話で生死不明だったペトラが生きていて本当に良かった。
かなり危ない状況だが、ひとまず安心できた。
これでもしペトラが退場していたら、ラウダは本当に壊れてしまっていたと思う。
ミオリネとスレッタの対比
今回印象的だったのが、ミオリネとスレッタの対比だ。
ミオリネは前回の一件で抜け殻のような状態になってしまっており、見ていて痛々しい気持ちになった。
一方でスレッタは、どこか吹っ切れたような表情になっていた。この対比がなんとも色濃く出ているなと感じた。
思うに、スレッタが吹っ切れたのは、自分がクローンであるという状況を受け入れたこと。
そして、そんな自分を変わらず迎えてくれる、地球寮のメンバーのおかげが大きいのかなと感じた。本当に周りに恵まれたと思う。
終わりへの加速
そんな水星の魔女だが、終わりに向かって色々な要素が収束してきている。
シャディクの暗躍をうまい形で片付けたと思うし、ペイル社の離反についても「そう動くのか!」という感じで唸らされた。
まさに脚本・構成の力を見せつけられた。色々な要素がうまくまとまり、終わりにしっかりと近付いている。
おそらく2クールで完結だと思うが、ここまで複雑に広がった風呂敷を綺麗にたたみにきているのは凄い。さすが大河内一楼さんといったところ。
フォルドの夜明けの動向
一点、気になるとしたら、アーシアン組織の「フォルドの夜明け」の動向が全く見えないということだ。
残り数話となったが、ラストで登場することはあるのか。どんな活躍をするのか。非常に気になる。
クワイエット・ゼロの登場
そして、ついに現れた「クワイエット・ゼロ」。
まさかのサイズの登場で、最初は面食らった。これには議会連合の艦隊も為す術なしで、やられるがままだった。圧倒的な力を見せつけられた。
てっきり、小さなシステムやファイルとして登場するのかと予想していたばかりに、まさかの登場で驚かされた。
今回のモビルスーツを一気にオーバーライドしたパワーは、まだまだ序の口なのかなと思う。
クライマックスでもっととんでもないパワーを発揮するのかもしれない。そうなった場合、どのように攻略するんだろうか。
ラウダとグエル
そして、外せないのが21話ラストのラウダの言動。
てっきり、兄であるグエルや、スレッタに怒りの矛先が向くと思いきや、まさかのミオリネ。これには「え、そっち!?」という気持ちだ。
シュバルゼッテの前に立っていたということは、今後はラウダが登場することになるんだろうか。その場合、グエルはどうなるのか。
ミオリネを守ってラウダと戦うのか。そうなると、ラウダがグエルを討つ、なんていう残酷すぎる未来が見えてしまった。どうか、そうはなってほしくない…。
キャリバーンとは?
その他、気になったことといえば、突然出た「キャリバーン」の名前。
ここに来てスレッタが新機体に登場することになるとは思わなかった。
キャリバーンに乗って「エリクトと会話がしたい」と話すスレッタ。
はたしてクワイエット・ゼロに対抗できるのか。
最後に
以上、長々と書いてしまったが、ここで終わろうと思う。
残すところあと数話となってしまった水星の魔女。
寂しくもあり、非常に楽しみにしている自分もいる。
今週放送の第22話「紡がれる道」。非常に楽しみだ。
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