コレわかりますか??自分は自分でなく、自分の親は、親でなく。自分は希望によって存在してるとは??
今回は、なぞなぞ?・・ではないですよぉ。
これは、とぉ~~っても大事な話。
「好きになる免疫学」(著 萩原清文)をちょっと、もとにして話します。
あんさんは、誰から産まれましたか?って聞かれたら
猿からです。と答える人はいないですね。
お父ちゃんの精子が、お母ちゃんの体内に入って
その後、胎児になって、あんさんが産まれた。
現在、コロナで免疫に関心がある知っているから免疫のことは、もう勘弁してくれと思ってるかもしれないですね。
ヒトの体は、ウィルスに限らず、様々な細菌や異物から身を守るため免疫機能が働きます。
「そんなん、当たり前やん!」
「まぁまぁ、おとっちゃん、落ち着いて聞いてくれよ。」
では、お父ちゃんの精子は、お母ちゃんの体では
異物になるのでは??
「おぉ~そうやな。そないやったら、精子はどないなるんや」
「そこが今回の話、ヒトの体には細胞が40~60兆あるといわれている」
「えらい、適当な数やな」
「そう、でね、これだけの数を免疫細胞が守っている、忘れがちなのが免疫細胞には目がない」
「おぉ。せやな、つい目で見て悪い奴をやっつけると思うとった、それやったらウィルスや細菌を見逃し放題やな」
「って思うでしょ。何かが不足すると、何かに優れる」
免疫細胞には、それぞれ得意分野や役割があります。
詳しいことは専門家に任せて、ざっくり説明するよぉ。
免疫には判断規準があり、
「私か」「私ではないか」
お母ちゃんの体内では、お母ちゃんの細胞が「私」でそれ以外は「私ではない」となります。
お父ちゃんの精子は、「私ではない」から免疫細胞の攻撃対象になるんです。
・・ということは、人類に子供が産まれないではないか。
って気付きました??
「すばらしい!!」そこです。そこを知ってほしい。
「赤ちゃんの細胞が、お母ちゃんの体内にはいると
細胞の表面をつるっとすっきりさせる。」
「なんでつるっとすんのや」
「細胞の表面の分子を隠すことでキラーTという免疫細胞をごまかせることができる」
「ほぉ。ほな分子が出とったらキラーされるってことかいな」
「そう。免疫細胞には目がない、だから触れる事で
敵、味方を(私か?それ以外か?)判断する」
「キラーにキラワレたらおしまいやな」
「おとっちゃんのダジャレは今後、無視します。
で、さらに問題が生じます」
「なんや?」
「赤ちゃん細胞の表面がつるっとしたことで
命の危険が・・・」
「さっき、無事やったやないか、なにが起きたんや」
「ナチュラルキラー細胞が巡回してくる。そこでは細胞の表面に分子を出さないといけない、それに赤ちゃん細胞の分子はお父ちゃんからの I MHCという分子、それを出すと赤ちゃん細胞の命が・・」
「そんな・・殺生な・・かわそうやないけ」
「でも大丈夫、親のI MHC分子の代わりにHLA-Gという人類共通のI MHC分子を出す。」
「そのHLA-Gってなんや」
「フリーパスみたいなもの」
このように様々な試練を乗り越えて
その後、妊娠、出産で・・赤ちゃんが産まれる。
分娩(女と免)という漢字が生命誕生と免疫機能と関りがあるように思える。
さて、神さんは、ヒトに免疫機能で身を守る手段を備えた。
完璧な機能をそのままにしておけば、精子が受精するまえに絶滅する。
「免疫寛容」という専門用語があります。
神さんは、生命を誕生させるために、赤ちゃんの細胞を殺さないように免疫機能を変更してくれたんです。
これが免疫寛容のシステム。
完璧な神さんがルールを変えたんですよ!!
わかりますか!! ルールを変えてでも成し遂げたかったもの。
神さんは、神の言葉、聖書で「子を産んで多くなり地に満ちよ」って述べはったんです。
宗教家ではないので詳しくは言えないけど
一人一人が誕生するのを喜んではるんですよ。
自分の命は、神さんからの借り物であり、
贈り物でもある。
産んでくれたのはお母ちゃんだけど、命を授けたのは神さん。
命は自分のものとか、人さんの命を粗末にするとか
自分のことは誰も気にしてないとか、いろいろ思うことがあ
るかもしれんけど、 そんなものは間違っている。
神さんは、ずっ~~と見守ってはるよ。
一人一人のことも気にかけてはる。
宗教に入ってへんから自分は関係ないとか理屈はいらん。
ホンマの命の親は神さんやから心配いらん。
あんさんはひとりではない。
今日は文が長くなってしまった。
この辺で勘弁してな(免は許すという意味もある)
世界のいちなんちゅ 和歩より愛を込めて・・
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