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Depeche Mode と ハイコントラストモノクロームの写真家に憧れて

実は、僕がハイコントラストモノクロームに初めて憧れたのは森山大道ではない。
それは2番目の出会いである。最初の出会いは、Depeche Modeや数々のロックスターを撮ったオランダの写真家、アントン・コービンである。彼のハードにざらついた黒色に(森山的に言えば擦過)にU2やジョイ・ディヴィジョンの姿が実にマッチしていたのだ。全て、彼の仕業である。彼によって多くのバンドのシリアスでハードテイストなイメージが作られていたのだ。なんという素晴らしい写真家だろう。

今、また、Depeche Modeの歴史的名盤violatorからWaiting for the nightを聴くと、曲と歌詞の間で、僕の心は静寂の世界にしばし漂う。聞こえるものは全てが
平穏であり、とてもリラックスして夢心地だ。

Been waiting for the night to fall.
Now everything is bearable.
And here in the still.
All that you hear
Is tranquility.

DepecheModeのViolatorのジャケの赤いバラを見てコービンのように撮りたくなった。

コービンにはなれないけど、僕は僕になれる。
それでいんだね。ありがとうコービン。

DepecheModeとコービンに捧げる



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