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事業創造デザイン①Vision Design期

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事業創造におけるビジョンを描く時期。主に以下に当てはまるおススメ記事。 ・イノベーションの原理原則に触れる ・事業創造の全体像を押さえる ・Whyを見つけビジョンを形にする ・テ… もっと読む
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#新規事業

新規事業開発「はじめの一歩」の教科書

この記事は「ゼロからの新規事業コンセプトづくり」について、知っておきたい12Stepをまとめたものです。初心者の方でも一歩踏み出せるきっかけになる内容を目指しました。 基礎を知り、コンセプト作成・仮説検証を進め、事業化に向け活かして頂けると嬉しいです!! 新規事業開発・スタートアップに興味がある、始めてみたい社会人・学生 陥りやすい「ワナ」≒落とし穴について知りたい人 押さえたい「ツボ」≒アイデア実現の勘所を知りたい人 実行中の新規事業の進め方を網羅的にチェックした

新規事業開発・スタートアップ 鉄板書籍ガイド100(2024年版)

「新規事業開発担当になったのだけれど、どんな情報を参考にすればいいの?」 「スタートアップでの起業を考えているけれど、限られた時間で何から押さえればよいかわからない」 「実践する立場、伴走する立場で活かせる情報に悩んでいる」 僕はこれまで、事業創造デザイナー/中小企業診断士として、社会人や学生などで新規事業やスタートアップを志すイノベーター約500名ほどの伴走支援をしてきました。多くの方が、冒頭の悩みを抱えていました。誰もが限られた時間の中で、アイデア実現のための拠り所を探

新規事業チーム編成の定石【前編:ハスラー,ハッカー,デザイナー】

新規事業リーダーがいかに経験豊富であっても、リーダー一人で新規事業を創ることはできず、異なる経験やスキルを持つメンバーで、新規事業チームとして取り組む必要があります。 ●ハスラー、ハッカー、デザイナー デジタルイノベーションが生まれ続けるシリコンバレーでは、新しいプロジェクト創業時は、ハスラー、ハッカー、デザイナーの3つのタイプの人間が必要だとされます。 ・ハスラー(事業家):新事業の世界観を語ってビジネスを設計し、情熱で周囲を巻き込み人間関係を維持、市場を理解して営業

新規事業・スタートアップ フェーズ別おすすめ本77選

「新規事業開発担当になったのだけれど、どんな情報を参考にすればいいの?」 「スタートアップでの起業を考えているけれど、何から押さえればよいかわからない」 僕は現在、社会人や学生向けにワークショップを起点として新規事業をつくるための仕事をしています。すると冒頭の悩みを抱えている方に出会うことが多々あります。 かつて新規事業開発駆け出しの頃、書籍やWeb記事を手当たり次第に読む時期がありました。ホントにこれなのか?もっとど真ん中の情報はないのか?…と思いながら読んだ日々が、記

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ロジカルとクリエイティブの間隙を目指す新規事業のつくりかた

今まで新規事業の立ち上げをいくつか支援してきて、自分の中でデジタルプロダクト(アプリやWebサービスなど)を構想段階からリリースまで持っていくときの大枠フローがある程度定まりつつあるので、自分のために言語化しておくと共に、これからこんなコロナ禍においてなお新規事業を立ち上げようとする勇敢な方々にとって少しでも参考になればと思い、記します。 👤この記事の対象者 ・新規事業企画したことないけど会社で新規事業をまかされた方 ・これから初起業しようとしている方 ・以前新規事業立ち上

事業創造プロセス編:事業創造/スタートアップ はじめの一歩に役立つ参考図書ガイド

「世の中に価値を提供する新規事業を始めたい」 「社会を変えるスタートアップを立ち上げたい」 そんな想いを持つ人は、どんなプロセスをたどれば大失敗のリスクを下げつつ、魅力的で持続可能な事業を立ち上げられるのでしょうか? この記事は、冒頭のように組織の内外で新規事業を始めようと考えている人、実践し始めている人(アントレプレナー/イントレプレナー)向けに書いています。想定読者は2019年1月当時の自分。新規事業開発・オープンイノベーション推進を行うことになったものの、右も左も分か

「新規事業をつくる」イントレプレナーになってから2年間でやった7ステップ

36歳のとき、「新規事業をつくる」イントレプレナーになりました。 2019年、新規事業のつくりかたなど何も知らない状況からのスタート。 手探りだったこともあり、たくさんの間違いや回り道をしてきた気がします。なにより、たくさんの人に助けられ、ご縁を頂けたおかげでここまでやってくることができました。 2021年6月現在38歳となり、SIerで新規事業開発担当として勤務しながら、一般社団法人 社会システムデザインセンター(SSDC)で社会に役立つ事業を継続的に生み出すべく活動し

テクノロジーと社会の未来編:事業創造/スタートアップ はじめの一歩に役立つ参考図書ガイド

「世の中に価値を提供する新規事業を始めたい」 「社会を変えるスタートアップを立ち上げたい」 そんな想いを持つ人が、素晴らしいアイデアを思い付いたとします。 「これでいける!」と思って起業したり、サービスを実際に始めてみて気づくことがあります。 「そもそも、ニーズを持つ人がいなかった…」 「世の中に市場がなかった…」 「アイデアの実装が早すぎた(遅すぎた)…」 どんな素晴らしいアイデアも、ユーザー、より広く捉えれば市場や社会の求めているもの、ひいては大きな時代の流れ(大局観

『業界破壊企業』から考える ポストコロナ時代の経営とイノベーション

2020年5月、『業界破壊企業』という新書が発売されました。 その本を手に取り、実際に読んで感じたのは、「これはただの企業事例集ではなく、とても重要な示唆を秘めているぞ…」ということ。 いま、コロナ禍で世の中の様々な価値観や前提が揺らいでいます。だからこそ、これまでに起きている変化やこれから起きる変化を捉え、自らが動いていくために、この本をきっかけに考えてみました。 ■『業界破壊企業』とはどんな本なのか?光文社から発行された、200ページ強の新書です。著者はBBT大学で

「制約と誓約」から考えるセブンルール

冨樫義博先生のマンガ『HUNTER×HUNTER』に「制約と誓約」という概念があります。 それは「自ら制約(ルール)と誓約(覚悟)を課すことによって、持っている念能力の威力や精度を著しく上昇させることができる」というもの。 僕たちの住む現実世界でも、これと同じような原理原則が発動していると感じるわけです。 テレビで言えば「セブンルール」がこの「制約と誓約」を分かりやすく表現してくれています。 知り合いの方から「あなたのセブンルールは何?」と聴かれたのをきっかけに、あら