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介護のはじめの一歩 #03

いざ、ご家族に介護が必要になると分かったら、
まず何をしますか?どこに相談に行きますか?

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1.まずは、介護認定の申請をしましょう

65歳になると、介護保険被保険者証(以下、介護保険証)が発行されます。
しかしながら、健康保険証とは違い、介護保険証を持っているだけでは、介護保険を使って介護サービスを利用することはできません。

まずは申請し、要介護度の認定を受けることで、初めて介護保険で介護サービスを利用できるのです。

申請は、介護を必要としている方がお住まいの市区町村窓口へ。
地域によって名称は様々ですが、「福祉相談課」「高齢者福祉課」「介護保険課」などが多いかと思います。

基本的に必要なものは、申請書と介護保険証です。
申請書はホームページなどでダウンロードできる場合もあります。
また、申請書には、「主治医」に関する内容を書く項目がありますので、主治医の先生の氏名、医療機関名、住所、電話番号などを確認しておきましょう。

さて、こちらの申請ですが、ご本人がご自分で申請することができない場合は、家族が代行することも可能です。
お一人暮らしや遠距離などの事情で、家族の方も難しければ、代行を依頼することもできます。

どこに依頼できるのか?

それが、介護に関する相談先としてもお勧めしたい「地域包括支援センター」です。

2.相談先は「地域包括支援センター」

介護に直面したことがないと聞き馴染みのない名称かもしれませんが、介護、保健、福祉など、高齢者支援の総合窓口であり、主任ケアマネジャー、社会福祉士、看護師または保健師など各種専門家が揃っているところです。

もちろん、介護に関する相談は、市区町村窓口でも受けてもらえますが、個人的には、初めから専門家が揃っている地域包括支援センターにご相談されることをお勧めします。

また、まだ介護に直面していないとしても、インターネットで簡単に確認できますので、事前の備えとして場所を確認しておいていただくと良いと思います。

「(介護が必要な方がお住まいの)市区町村名+地域包括支援センター」でぜひ検索を。
※地域によっては、「あんしんすこやかセンター」「ケアプラザ」などと呼ばれていることがありますのでご注意ください。

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