【アリゾナ解剖学実習日記2017/Day3】
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【アリゾナ解剖学実習日記2017/Day3】

小笠原和葉(おがさわらかずは)

3日目です。

日本からの参加者チームで。ラボの前でおそろいのTシャツを着て。



オハヨー、3日目の朝。
色んな人といて思う。
ワタシ、
「志向」としては
繊細なボディーワークなんだけど
「ニーズ」としては
しっかりした肉体のトレーニングの方が上なんでは疑惑^_^
よっしゃ、と気合を入れて
行ってきまーす。

毎朝気合を入れてラボに出勤(?)していました。
まず出発前にホテルでトムのレクチャーがあり、バスでラボに移動。手順を確認したあと午前中解剖。ランチ休憩を挟んでまた夕方まで解剖。その間ずっと立ちっぱなし!というハードな日々でした。集中力も、精神的な体力も使うので終わると死んだように寝ていた・・・。

3日目終了。
つかれた〜
そしてなんと
慣れた!^_^
人間てすごいですね。
でもとにかく
頭も神経もフル稼働するので
へとへとです。
お昼にドーナツ食べちゃったくらい。

昨日のフラジャイルな私はなんだったのか…
と言うくらい突然いろいろ大丈夫になった私…謎。
本日のハイライトは
「骨間膜」
「横隔膜」
の手触りでした!
もうあとは忘れた、笑
と言いたくなるくらい
耳からあふれそうなほど
毎日すごい情報量と経験です。
そして一緒に解剖している方たちが
もれなく超ハイレベルか超変人か
あるいはその両方で
楽しい日々です。
ところでソフトバンクだと
アメリカで使えるんだと昨日知りました。
ホテルのWi-Fiがないところでも繋がるので
解剖の合間に
出発の時泣かれたお嬢さんと
やっと話せました。
ママ、お電話ありがとうね😊

大人っぽいセリフを言われました。
アメリカの食事に飽きた(;_;)
セドナに期待。

学びが多かった日なのに、記録が追いついていない様子が伺えます^^;

さて、偶然一年前に、この解剖実習がオンラインで行われたときの記録がFBに上がってきたのでこちらも以下に転載させていただきます。
このコロナ禍で、解剖実習もボルダーに移転した新しいラボから、かおりさんのスーパー通訳付きで配信されました。自分たちで解剖するような生々しい手触りは感じられないものの、天才解剖学者トッド先生の鮮やかなメスさばきで、自分たちの稚拙な技術では取り出せなかった構造たちが鮮やかに現れてくるさまは衝撃でした。

解剖学で頭いっぱい、耳から解剖図が出そうな一週間でした・・。​

先週末の2日間、オンラインで行われたアメリカ・ボルダーからの解剖実習のライブストリーム配信。​

天才解剖学者トッドの天才的なメスさばきで解剖されていくご献体から、次々に現れてくる大小様々な構造たち…。​
(TLを見ていると、なんか今回は肩甲舌骨筋のファンが増えた気がする!わたしもあの辺は感嘆の連続だった〜)​

アリゾナで解剖実習に参加させていただいたのが、今からちょうど4年前。4年前の今日もまさに解剖中だったのですが、自分たちの稚拙な解剖技術ではあんなふうに分離できなかったものばかりで、アーカイブが公開されていた74時間の間はいっときも無駄にしないぞ!とPCにかじりつき、解剖書と首っ引きでエンドレスリピートしていました。​

脳室が…脳室が見られるなんて。​
(一瞬静脈洞かと思ったが違った)
脳を取り出したときにアシスタントさんが持ち去った方の頭蓋骨に付着していた大脳鎌とか、​
多分扁桃体も見えていた。​
視神経、視交叉、三叉神経などの完全なる一揃いの脳神経、​
などなど。​

頸部筋肉の精妙さと柔軟性。​
様々な動きを作り出すための構造と、それによって作られているスペース。​

ああ、私たちの身体って!!!!​
もうほんとに!!!​

わたしは、確か小学校5年生の時に学校の図書室で天文学の本を読んでいて、ケプラーの法則を知った時、​

「・・え、なにこれ。もう神様いるってことで決定じゃん」​

と唖然としたのをとても良く覚えているのですが、​
今回の解剖を見ながら同じ気持ちを味わいました。​

これは、「なんとなく」「自然淘汰で」出来上がるデザインか???いや、出来ない(反語法)。​

見ているとどんどんと、自分の身体が楽になっていく。

それは、自分の内側に、こんなにも自分を支える構造があったのだと、解剖書を見ていたときには味わえなかったリアリティでそれらの存在をありありと感じることが出来たからなのだと思います。​

そしてそれは画面を通しても伝わってくる、​
4年前も私たちの5日間の実習を支えてくれたトッドとこのプログラムを支えてくださるスタッフの方々の、解剖学と生命に対する深い畏敬の念によっても支えられていたのでしょう。​

それにしてももう4年も前だったなんて、驚く。​
毎朝FBでじゃんじゃんそのレポートがリピートされてくるので、​
4年経ったところでの今の雑感とともに、もう一度noteに記録し直しておこうと思います。​

写真は、深夜まで復習して、翌朝起きたらダイイングメッセージのように書かれた「かいそくしつ」という謎の付箋。​
発見しても、なんのことだか全く思い出せなかった、笑​

外側膝状体のことか・・・?なぜどのような意図で書いたのか​
未だに謎である。​
寝ても覚めても復習モードもピークを過ぎて、
再開されたらボルダーに行きたいという熱が高まってしまっております(困)。


実習の方はいよいよ折返し。4日目に続きます。


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ボディーワーカーをしつつ、尽きることのない人の「心と身体」への興味に突き動かされ、東北大学医学部大学院で「拡張した心」をテーマとする研究生…

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小笠原和葉(おがさわらかずは)
ボディーワーカー/代替医療から現代医学まで幅広く学術・臨床研究を深め新しい健康観「健康3.0」を探求しています。宇宙物理学→ボディワーカー→医学部大学院研究生という謎キャリアを熟成中 https://bodysanctuary.jp/