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キングダム第654話考察・楚にあらず

ネタバレ⚠

下記は前回・第653話の考察記事です。

第654話は、ヤングジャンプNo.42でお読み頂けます。

ついに秦魏連合軍が3年同盟の意図を汲み取り、楚軍と対峙、一気に戦況が動き始めました。陣形をおさらいしてみましょう。

戦況1

魏軍の7万については、内訳が明らかにされていません。戦況から判断して、馬介・荀詠・劉笵にはそれぞれ1万、乱美迫には2万を割り当てていると思われます。残る呉鳳明が2万。

これにより、千斗雲3万に対し、録嗚未+乱美迫が3万、玄右+白麗の3.5万に対し、馬介+荀詠+劉笵が3万という拮抗する戦況が作り出されます。

最後は楚将・玄右により魏将・馬介が切られてしまいました。

戦況2

そんな中、楚の軍師・寿胡王が気になる発言をしています。

胡寿王1

(画像・本誌第654話より引用)

かつての小国の生き残りであり、楚軍を打ち負かしてきた軍勢の集まりであることが分かりました。祖国は亡くなれど、存在自体を楚が認めた勢力だそうです。

胡寿王

(画像・本誌第654話より引用)

原先生が、この什虎軍の将たちを今後どのように描くのか見ものですね。ここでいつもの妄想をしてみました。

春秋戦国時代地図(高画素)

上記は、紀元前403年~221年までの勢力図です。この時代に存在していた小国をここから見て取れそうです。キングダムで描かれている国が、秦・楚・魏・韓・趙・斉・燕です。となると、越・宋・衛・周・魯の小国で生き残った武将たちをフィクションとして登場させた気がします。

特に越・魯は楚が滅ぼした国なので、この2国は間違いないはずです。

恐らくこのあたりは深く描かれることはないと思いますが、史実と合わせて妄想していくと楽しいですね。

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