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長期で見る転換点の行方

8月15日という転換点

トランプ大統領の適当な発言について、ワシントン・ポストがその回数を数えた模様です。

トランプ氏のうそや誤解を招く発言が2万回を超えたと報じた。特に過去14カ月間でうその回数が増加しており、1日あたりの平均は23回に上ると分析している。(Sourceは下記)

President Trump has made more than 20,000 false or misleading claims
https://www.washingtonpost.com/politics/2020/07/13/president-trump-has-made-more-than-20000-false-or-misleading-claims/

嘘も方便と言いますが、大統領選挙前にこのNewはトランプにとっては痛手…と思いきや、なんとも思っていない様です。彼にしてみれば、天安門事件の捏造などをやってきた西側のメディアが認められるなら、自分も適当なことを言っても良いだろうという自信しかありません。

ちなみに…日本人は未だに「天安門事件」=「中国軍部の戦車が学生を轢き殺して制圧した」と思っている人がほとんどです。実際はそんなことは起きておらず、暴徒が警官を車ごと燃やしたりして何人も殺したんですよ。グロテスクなので画像掲載は避けますが、あの時も問題だったのは学生の抗議活動ではなく「暴徒」です。民主化デモに紛れ込んだ「デモ」を許せないのは、中国だけではありません。
※南京事件は死者数は別として起きています。

ということで、8月15日が来るたびに、戦争のことだけではなく、世界で何が起きているのかを冷静に見なければならないと自戒するわけです。

アメリカの転換点

アメリカは14日、国連安保理の対イラン武器制裁決議で大敗しました。

賛成はたった2票で、アメリカとドミニカ。

この決議案は国連安保理決議2231に対する明確な違反であって、アメリカがゴリ押ししようとしてるものです。アメリカの傍若無人な制裁連発に、各国が懸念を持っている証左でしょう。但し、アメリカはさらに強固にイランに対する制裁を続けるでしょう。

Like a rolling stone.

アメリカがトップの座に固執すればするほど、中露やその他の国々は、アメリカのやり方を許せなくなるでしょうね。いつまでも強国ぶるのは孤立を招くだけなのですが、トランプ大統領は「隠れ多極化主義」なのでそれを望んでいるのでしょう。ドル覇権含め。

これは時間をかけて、世の中が変わる転換点です。

バフェットの転換点

さて、そんな中でウォーレン・バフェットのバークシャー・ハサウェイが、株を大量に手放しているのがNewsになりました。日本のNewsと海外のNewsを両方掲載します。

■日本語のNews■

■英語のNews■
https://www.marketwatch.com/story/buffetts-berkshire-buys-gold-miner-barrick-slashes-wells-fargo-and-jpmorgan-stakes-amid-coronavirus-2020-08-14?redirect=amp#click=https://t.co/6kyyxU1b41

後者はMarketwatchのNewsなので当然、より詳しい内容です。バークシャー・ハサウェイはなんとBarrick Gold Corp社の株を買ってます。現物ではなくPaper Goldというところが驚きでした。

ただ、過去の記事で書いてきました通り、私の中では「コモディティ」に資金が集まる予感はしていました。下記の記事の通り、バークシャー・ハサウェイは今後も天然ガスに資金を投じていくと見ています。とは言え、それで天然ガスの価格が上がるかどうかは分からないです。

実際、私のポートフォリオでも、この5か月間はコモディティのリターンが大きかったです。引き続きコモディティは注視していきます。



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