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新料金プランは安い?中国との比較で分かる「他人のパンツ商法」

菅首相の号令で、携帯料金を下げるという流れになっています。そこでキャリアが発表した新料金プランがこちら。

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えっ…サブブランド下げただけじゃないですか…(まぁ3大キャリアとは契約しないから良いんですが)

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これを見ると、日本の3大キャリアは「予定調和的」な価格保護をしています。もはや談合に近い(失礼)。

お隣の中国では、China Mobile・China Unicom・China Telecomの3大キャリアの影響がかなり大きいのですが、現在4G LTEに関してどのような料金でサービス提供しているのか見てみましょう。

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安っ!!!!!

日本の格安ブランド(という言葉が既にガラパゴス)よりも断然安いのです。ソフトバンクの約1/4です。人口14億人をカバーする大規模なインフラ投資をしているはずですが、この価格。

浮いたお金で牛丼10杯は食べられます。

そして5Gに関しては…中国でXiaomiがトンデモな料金プランを発表。

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Xiaomi、最高じゃないですか。

5Gは大容量通信向けなので、自ずとデータ量は上がっていくはずです(当然5G関連のサービス次第ですが)。そう考えると、ミニマム1,000円以下というのは…顧客の囲い込み戦略としては相当思い切ってます。

単純比較は危険かもしれませんが、それでも楽天モバイルの料金プランは日本国内ではチャレンジングなものです。5Gも使えて3,000円以下(税別)ですからね。Xiaomiを見たあとでは高く感じてしまいますが…

日本の平均賃金から見ても、もっと国民の負担を下げるべきだと思いませんか。

通信料金って、設備投資を回収したら競争力を高めて然るべきだと思うのですが。サブブランドを安くしても、そもそもの設備投資はほとんど終わっているわけで、企業側としては全く痛くないですし(売上は減るとしても)、3大キャリアのパンツを履いて我が物顔をしているだけですから(失礼)、もっと革新的な構造改革を期待します。

他人のパンツでも革新的なXiaomiを見習って欲しいです(トップは反日的ですが)。

本日もお読み頂きありがとうございました。


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