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お久しぶりに地の底まで落ちてました。

はい、久しぶりに死にたくなるくらい落ちてました。

ただいま!

毎日とは言わずとも、あんなに密に書いていたnoteも書けなくなり、何より絵を描く事ができなくなるくらい、精神的に憔悴してました。

完全に自己肯定感が一度地の底に行きました。

おかげで浮上したわけですが、まぁ誰が悪いわけでもなく、こういうフェーズに入るための儀式だったのです。

ただただ落ち込んで、何もしなかった!後悔!となりたくないので、とりあえず今の心情を書く事にしました。

なかなか色々思考の旅をしたので、読んでやってください。

原因に向かい合うために分析してみた。

ここ最近の私は、絵を描く自分というアイデンティティを軸に、自己肯定感も高まり続けていて、割と好調でした。

とはいえ、まだ自分にも弱い部分はあって、急な変化に対応しきれなかったり、知らず知らずのうちに誰かを傷つけたりしてしまう事もあるわけです。

言葉は時に凶器です。

何気なく言った言葉でも、そのせいで命を奪う事があったり、無意識にも人を操作しようとしたりする場合もあります。

多くの罵倒は自分自身に跳ね返ってきて、実は自分自身の事を罵倒しているようなもの、という考え方は昔からありますよね。

とはいえ、言う方も言われる方も多くのパワーを注いでいることは確かで、強い言葉が飛び交えば、そりゃ誰でも憔悴します。

憔悴した私がまず分析したのは、自分の悪いところです。

というのも、落ち込みがひどすぎて、良いところなんて到底考えられない状態だったので。

私の心には、幾重かのセキュリティがかかっていて、そこをクリアして中に入って人には、格別の愛情を示します。

それは普段は大きな牙を出したりしませんが、時にお節介になったり、他人への依存と捉えられたり、人を思うあまり他人軸で考えるのが仇になる事がままありました。

そこで分析して考察したのが、カバートアグレッション愛されたい症候群です。

カバートアグレッションは「隠れた攻撃性」と言って、親切にしているふりをして、実は他人の事を追い詰める思考の持ち主の事。

愛されたい症候群は、愛するよりも愛されたいという依存性の高い心理状態の事で、寂しがり屋の人や、幼い頃親からの愛に満たされなかった経験のある人、過去の恋愛にトラウマがある人などに起こる症状との事。

なんだか、当てはまる所があるような無いような…え、私ってヤバい人なのかな?(というより、誰しもどれかに該当するんじゃない?)

と、分析すればするほど逆に落ち込んでしまったので、観念して今度は良いところを分析してみました。

はじめからそうすればよかった。。。

しかし漠然と考えても堂々巡りだったので、まずVIA-IS診断というのをやってみました。

ポジティブ心理学の第一人者が開発した強み診断テストだそうで、「審美眼」や「勇敢さ」など、自身に強く現れる「強み」を順番に順位付けして判定するツールです。

私は、「創造性」「公平さ」「好奇心」「審美眼」「愛」が上位5つで示されました。

この結果に伴い、やっぱり絵を描いて生きていく私の人生に間違いはないんだな、と改めて実感して、一つ自信を取り戻しました。

そもそも絵を描く自分と、普通に生活する自分を切り離して考えること自体が間違いで、どの自分も絵を描くことに影響を与えるのだから、兎角「絵を描く自分」を好きであれば、それは私が私全部を受け入れているという事になると思うのです。

続いて注目したのが、セルフコンパッションです。

セルフコンパッションとは、自分に思いやりと慈しみをもつ心を概念化したものだそうです。

これは、辛いことも糧にして、成長に変えてしまうポジティブな状態になるために、今後試してみていいかもしれないです。

ただ落ちるだけじゃなく、浮上して更に前進する。

急な変化に耐えられる人間が、この世にどのくらいいるのでしょうか?

大抵の場合が、驚き少しパニックになるのではないでしょうか。

その原因は「心理学的ホメオスタシス」という脳の働きだそうで、生命を維持するために変化を止めようとするそうです。

不安や寂しさを生み出し、自分にはできない理由を探したりして、今のままの自分でいさせようと、全力で脳が働くのだそう。

今回はそんな脳の働きにまんまと乗せられたな、と、これも自分が落ち込んだ原因の一つと思えば、納得できる部分もあります。

ただ、やはりというか、改めて思うのは、私にとって「絵を描く事」は何よりも大事なアイデンティティなのだという事。

憔悴して一番辛かったのは、絵を描く気力が全く湧いてこなかった事で、それは死ぬよりもシンドかったです。

いや、絵を描けない人生なら生きていても仕方ない、くらいに思える、本当に本当に大事な行為なのです。

やっとやる気を取り戻したので、寝て起きたら死ぬほど描いてやります。

地の底まで落ちたら、あとは浮上するだけ。

私の自分軸はブレないけど、他人を思えばこそ、時に他人軸に寄り添って、できることを模索することもあります。

口から出る言葉と思いが裏腹だと、直感で気づいてしまうから、どうにかできないかと思考を巡らせて無口になって、結果他人の機嫌を損ねてしまう事も多い気がしますが、本意ではありません。

私は誰かの都合のよい人間像に変わる事なんてできないし、偽りの自分を作って他人に好かれたいとも思えません。

ただ、ダメなところも多い欠陥だらけの私だけど、真摯に向き合うことはできるから、これからも正直に他人を愛していきたいです。

こんな私を愛してくれる人達、いつもありがとう。

私はこれからも自分の道を邁進するよ。

その上で色んな人と面白いことをたくさん創っていくからね。

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